我慢は美徳ではない~禅語《我慢》 | 占い師による人生相談 頑張り屋さんが頑張り過ぎた時のためのメンタル治癒処 占ヤドカリ 谷町四丁目

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我慢と辛抱・忍耐の違い、わかりますか?

我慢という言葉は、もともと仏教用語です。

仏教的な我慢の意味合いを知ると、「我慢している」という言葉を自分で使えなくなるほど、みっともない状況なのですよ(⌒▽⌒)

 

今日の禅語。

 

【我慢(がまん)

我に慢心を抱く。

慢心・傲慢な考え方を押さえられない状態。

 IMG_20160506_055110213.jpg
【美希Style・禅タロット師養成講座】 でもお伝えしている、我慢と辛抱・忍耐の違い
 
今では、我慢という言葉の方が多く使われているかも。
辛抱・忍耐は、あまり聞きませんねσ(^_^;)
 
禅の考え方では、上記に書いた通り、我慢とは、我を張りすぎる事。
我を主張するあまり結果的に耐え忍ぶことになった状態を指します。
悔しかったり、認めてもらいたかった時に当てはまる感じ(*^.^*)
 
そして、それは、傲慢や慢心から来ることがほとんどだという事。
自分にうぬぼれて、他人を認めず、見下している状態。
その状態を押さえる事ができなくなっていると、他者から批判され、誰からも賛同してもらえず、結果的に我慢せざるを得なくなる。
IMG_20170307_092125.jpg
禅タロットの《忍耐》というカード。
 
このカードが意味する事は、決して我慢ではありません。
 
月の満ち欠けを人間がコントロールしようと思うのは、人間の傲慢。
生まれてくる何かを、コントロールしようと思うのも同じです。
 
月は満ちて欠ける。
何かが内側で育つと、ちゃんと生まれてくる。
生まれるまで安心して待つという意味での《忍耐》です。
 
何もかもを自分の意思で動かそうとするのは、単なる慢心
その慢心からくる意思の通りに動かないだけで、感情を取り乱し、周囲に当たり散らし、自分を省みず、他人のせいにする。
 
考えただけでも、とてもしんどい状態ですね(^_^;)
前向きに耐え忍ぶ。
 
我慢のような、ネガティブな状態は避けて、自分の意思で辛抱してみると、意外と簡単に物事が変化する事もありますよ(*^o^*)
 
我慢は禁物。
もちろん、我慢せずに、好き勝手する!というものではありません。
 
解決のために、どう考え方を変えていけば良いのか?
自分にできる事は何なのか?
解決のためにできる事をちゃんと行動に変えているか?
 
などなど(≡^∇^≡)
 
自分の課題は、ちゃんと自分で解決策を見つけられるようにできています。
 
我慢は美徳ではありません。
単なるワガママなのです。
 
我慢を辛抱に変えられる状況なのなら、切り替えてみてください(*^o^*)
 

 

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