本日お彼岸の最終日でした。
昨日は、実家の母を連れて、昨年亡くなった父の墓前へ。
新しいタイプのお墓でして、父の生前の写真がくるくると映し出されます。
笑顔の写真が変わる変わる出てきて、
お彼岸はあの世とこの世の境が薄くなる、
つまり、彼岸と此岸の境が少なくなる時なので、本当にひょっこり、「おまえら氣楽だな」と言いながら現れそうな感じでした😅
お墓のあるお寺はビルになっていて、お墓も個室になっていて、椅子が置いてあり、いくらでもそこにいて、ゆっくりお参りができるのです。
そこで、ゆったりと父と話し、母もゆるりと時を過ごしているようでした。
お寺で瞑想もできました✨
あの世とこの世の境について、感じることがあり
生きるってなんだろう?という問いに、イノチを輝かすということだと感じながら、とても豊かな時間になりました。
大自然の中で暮らしたい父で、晩年は離れて暮らす時間が長かった夫婦でしたが、こうして時を経て、以前より一緒にいる時間が長くなったのではないかと思います。
そして、今日は、父方の実家のお墓まいりと、嫁ぎ先の檀家のお寺での回向。先祖代々のご供養をしていただきました。
講和では、彼岸という行事は、日本の神道とも深く関係があり、真東から登る太陽の恵みに感謝し、豊作と農の安全を願う農耕民族の日本ならではの風習であるとのお話をドイツ人の僧侶の方から伺いました。
おりんや、太鼓、鈸(はち、はつ) (シンバルみたいな楽器)を奏でる僧侶の方たちの動きの機敏さにも目を奪われました。
神道も仏教も融合して調和させてきたのが日本人。
昼夜一均のタイミングもまた、自然との調和ということにつながりますね。
イノチの繋がりに感謝。