佐賀県/鳥栖市/福岡県

 

助産師母さんの心ほぐれる子育てサロン

『親子labo.ガジュマル』

 

 

 

子育て中のママと、妊婦さんが

ほっと心ほぐれる場所を目指しています。

 

 

今日もほのぼのと14歳長女、11歳長男、

3歳次女を子育て中です。

 

 

助産師 田中麻須美

 

 

妊娠すると、多くの方が経験するつわり。




世の中の全てのものに匂いを感じて

吐き気をもよおしてしまいます。






一方で「全然何ともなかった」

という方もいます。

 

 

 

何ともなかったなんて、

う、うらやましい~!!

 

 

どんなものが苦手かも、つわりの強さも

あまりにも個人差が大きいので、なかなか

周りに理解してもらえないこともあります。

 

 

 

つわりがひどいと、妊娠による

ホルモンバランスの乱れ

も相まって心も不安定になります。

 

 

 

旦那さんにもなかなか理解してもらえないと、

一人で地獄にいるような気分になって

 

 

 

もう!なんとかしてぇ~!

と言いたくなります。

 

 

 

というのも、私は24時間の船酔いが何カ月も

続くような過酷なつわりでした。

 

 

 

長女の妊娠中は産むまでつわりが続き、

途中はつわりが重くなって、

 

飲むことも食べることも

できなくなって入院しました。    

 

 

 

長男の時はほとんどが食べづわりで、

安定期に入ったら落ち着いたので、

その後は何でもおいしくいただけました^^

 

※食べづわり:お腹がすくと吐き気が出るつわりで、

ずっと何かを食べてないと辛い時もあります。

 

 

 

次女の時は比較的つわりも軽く、

なんとか仕事もできました。

↑毎回妊娠するごとにつわりも色々でした!

 

 

 

そこで、

なんとか自分に合うつわり対策を探して

少しでも楽につわりをしのいでいただけたら

と思います。

 

 

 

自分で出来るつわり対策は大きく分けて

3つの対策があります。

 

 

 

ご自身のつわりにあうものを見つけて、

なんとかのりきりましょう。

 

 

 

 

さて、つわり中に脱水になると、

 

だるさが強くなったり

頭痛がしたり、

もっと気分が悪くなったり、

 

さらには

お腹が張りやすくなったりと、

心配な症状につながる可能性もあります。

 

 

重症になるとママも赤ちゃんも

しんどくなっちゃうので、

飲んでもすぐに吐く時は産婦人科にご相談下さいね。

 

まずは、誰にでも当てはまる、

脱水対策!

・何回もお買い物に行くのは辛いので、

 飲めるものを多めにストックしておく。

 

・水筒に氷を入れて持ち歩き、こまめに口に含む。

 

・レモン水を作って持ち歩く。

 

・好きな産地の水を飲む

(水の産地を変えるだけでも飲めることがありますよ)

 

・経口補水液を少しづつでも飲む

 

※嘔吐がひどい時は、水分だけでは脱水が治らず、

経口補水液でないと改善しないことがあります。

(OS-1など)

 

塩素のにおいが苦手な時は、水道水ではないお水なら

飲めることもあります。

 

炭酸しか飲めない時もあります。

炭酸飲料に含まれる糖分で妊娠糖尿病が心配なときは

「甘さ控えめ」など糖分が少ないものを選ぶといいですよ。

 

 

 

 

 

少しでもお腹がすくと吐き気を感じてしまう食べづわりの

人は、お腹が空いてしまう前に何かを食べてしのぐ

といいですよ。

食べづわり対策!

“食べたい”と思えるものを、あらかじめ用意して

持ち歩くのがおススメです。

 

・ミニトマトをタッパーに入れて保冷剤とともに

 持ち歩き、こまめに食べる

 

・酸っぱいグミを食べる

 

・油が臭く感じる人はノンオイルドレッシングのサラダ

 

・低カロリーのお菓子

 

・アメやガムを持ち歩く

 

 

 

あらゆる匂いで吐き気を感じてしまう時は、

匂いの対策が欠かせません。

 

 

 

匂い対策!

・とにかく苦手な匂いを避ける!匂いの気になる

 物はいつもいる部屋から遠ざけるか、

 別室へ運んでもらう。

 

・マスクをする

 

・換気をする

 

・柔軟剤は匂いがつかないタイプのものにする

 

・あらゆる洗剤を匂いで選ぶ

 

・苦手な匂いをとにかく避ける意味でも、

 人混みには行かない

 

 

 

 

私はこの他にも、

ゲームをして気を紛らわせたり、

調子がいい日はドライブに連れて行ってもらって

気分転換したりしました。

※吐き気に備えて、ドライブにはエチケット袋が欠かせません

 

 

つわりは不快で辛い時期ですので、家事は無理せず、

食べたいものを食べられる分だけ食べれば大丈夫です。

 

 

 

時には、さっきまでは食べられると思っていたものも、

いざ目の前に準備したら

「やっぱり食べられない~!」

なんてこともよくあります!

 

 

これはわがままではなくて、つわりがひどい時は

よくあることで、本人は非常に辛い状況です。

 

 

 

つわりがひどいと、脱水やビタミンが不足して

命に関わることがあるので、

「飲めない」「食べられない」の両方が揃ったら、

早めに産婦人科へ相談しましょう!

 

 

 

期間限定とは分かっていても、つわりの時期は

本当に辛いと思います。

 

 

周りに頼りながら、何とかしのいでいけると

いいですね。

 

 

 

 

 

全ての女性に読んでほしい!と思って書きました。

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とってもとっても辛かったつわりですが、

お産が終わったら赤ちゃんが可愛くて、

つわりの辛さも忘れてしまいました^^

 

ですが、今でもつわりのことを思い出すと、

記憶が蘇ってなんとなく気持ち悪く感じることもあります 笑

 

最後までお読みいただきありがとうございました。