こんにちは、あやです。
ご覧いただきありがとうございます。
前回は「乳幼児期の自己肯定感と他者肯定感の育て方」についてお伝えしました。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12482963946.html
今回は「子育ての目線」について。
ママやパパが子どもの何をみて子育てしているかということなんですが、
みなさんはいかがでしょうか?
おそらく、目の前の子ども自身という答えが多いのではないかと思います。
私はそうでした。
今の子どもを見て、今の子どもに何が必要か考えて、そのために今何をすればよいのか・・・という感じでした。
もちろんこれも必要なことではあると思います。
そして子どもを育てていると、どうしても親の理想が出てきてしまうのではないでしょうか。
こういう子に育ってほしいとか、これができるようになってほしい、こんな風になってほしいとか。
でも、これはすべて親の理想なんですよね。
そして、それらを集約した理想の子ども像を持っているのではないでしょうか。
もちろん私も持っています。
そうすると、その理想に「今すぐなってほしい、今すぐ近づいてほしい」と思ってしまい、
子どもをそれに近づけるために指導しないといけない!と考えてしまったり。
例えば、
「今」うちの子は、人の話をしっかり聞くことができるか
「今」うちの子は、足し算ができるか、ひらがなが書けるか
「今」うちの子は、早寝早起きができるか
「今」うちの子は、ごはんを適量食べられているか
これらができていないから、なにをしたらいいのか!!と考えてしまう。
などなど。
自分が持つ理想の子ども像に「今」なっているかを見て、それに近づけるためにしようと思うかもしれません。
周りの子ができてたりすると、個人差があるので比べてはいけないとわかっていても気になることもあるかもしれません。
また、幼稚園受験を控えている方々もそうはいっても・・・と感じてしまうかもしれません。
親の理想をもつことはもちろん悪いことではありません。むしろ誰しもが持っているものではないでしょうか。
しかし、これを押し付けすぎると「子どもを一人の人間として尊重する」という大事なことを忘れがちになります。
これは子育てにおいて本当に大切な部分なので、気をつけたいところです。
もちろん私も。
では、子どもの何を見て子育てすればよいのでしょうか?
それは、子どもの「未来」です。
子どもの「今」ではなく「未来」に目を向けた子育て
つまり、「将来」子どもが〇〇できるようになるには、「今」何をすればよいかということなんです。
子育てをするうえで、大切なことは今の子どもに目を向けることではなく、子どもが成長したとき、親のもとを離れたときに目を向けること。
今の自分のかかわり方は、本当にその先の子どもの未来のためになっているかを考えること。
例えば、今子どもが人の話を聞けないからと怒ったり、人の話は聞きなさいと言っても子どもは聞きません。
親のするべきことは、子どもはなぜ話を聞けないのか「なぜ」の部分を考え、先々人の話を聞けるようにするために手助けすることです。
話が長いからなのか?何か他のものに集中してしまうからなのか?いろんな理由があるかと思います。
こんな言葉があります。
[魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ]
魚を与えればその場の飢えはしのげるが、明日からもずっと飢えは続く。しかし、釣り方を教えれば、そのあともずっと食べていけるということ。
魚を与えるのは、子どもの「今」を考えて接すること。釣り方を教えることは「未来」を考えて接すること。
ポイントは、親が子どもの足りない部分のサポートをすることです。
私もわかっていても、忘れて接してしまうことがたくさんあります。
子どもが困っているときはついつい手を出したくなりますしね。
でもそんな時一度立ち止まり、
「子どもの未来のため」
を考えて過ごしたいなと思っています。
みなさんはどう考えますか?
次回は「親がやりがちなヘルプ」についてお伝えします。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12483759568.html
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。