こんにちは、あやです。
ご覧いただきありがとうございます。
前回は「自己肯定感と他者肯定感とは」についてお伝えしました。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12482544275.html
前回のテーマの大切さはお伝えしたかと思いますが、もう一度。
自己肯定感があって、そのうえで他者肯定感が育ちます。
では実際何をどうしたら育つのでしょうか?
乳幼児期の自己肯定感と他者肯定感の育て方、4つのポイントがあります。
それは、
・スキンシップ
・子どもと目を合わせる
・愛のある言葉かけ
・共感
です。
まずはスキンシップ。
こんな実験がありました。
同性の実験者が各々の腕と肩に触れ、被験者はどう感じるかについて答えてもらうもの。
被験者:大学生262名のうち、幼少期にスキンシップが多かった、もしくは少なかったと答えた人がそれぞれ10名ずつ。
結果は、
幼少期にスキンシップが多かったと答えた人は、タッチされたときに「親しみ」や「励まし」という肯定的な印象を、
幼少期にスキンシップが少なかったと答えた人は、同じタッチに対して「緊張した」という否定的な印象を抱いたそうです。
この実験から、幼少期にスキンシップが多かった人々は他者肯定感があることが分かります。
抱っこや手をつなぐ、親子で触れ合って遊ぶなどのスキンシップは大人になってからも影響があるんですね。
次に、子どもと目を合わせることです。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、目と目を合わせることができたり、人の表情によって微笑んだりすることができるようになってきます。
赤ちゃんって目で一点をじーっと見ているなと思いませんか?
実はこれ、最初の課題なんです。
そしてなぜこんな課題があるかというと、ママやパパとの見つめあいが必要だからなんです。
赤ちゃんの行動にそんな課題が秘められていたなんて、びっくりですよね。
ママやパパとの見つめあいで赤ちゃんが「私は受容されている。私は望まれてこの世に生まれてきたんだ」と感じることができます。
次に愛のある言葉かけ。
「大好きだよ」「ありがとう」「うれしいな」「助かるよ」「頑張ってるね」などの肯定的な言葉です。
大人だって言われたらうれしい言葉のオンパレードな気がしますね。
また、言霊という言葉があるくらいですので、肯定的な言葉、愛のある言葉を口に出すことは良いことかなと思います。
何かができたときだけではなくて、日常的に愛のある言葉をかけていると、
「いいところも、悪いところもひっくるめて、そのままのあなたが大好きだよ!!」という気持ちが伝わりやすいのではないでしょうか。
どんな自分も絶対に受け止めてくれる、愛してくれる人がいると感じることはとても心強いはず。
最後に共感です。
これは子どもと一緒に喜んだり、一緒に悲しんだりすることです。
子どもと一緒に何かの感情を共有すること。
「うれしかったね」「楽しかったね」「悲しかったね」「つらかったね」などなど。
子どもは一緒に何かをすることが大好きで、共感によって安心感も得られます。
まだ言葉の話せない子どもも、この感情はうれしいのか、楽しいのかなど、なんとなくわかるようにもなります。
この4つのポイントはすべて生まれたばかりの赤ちゃんの時からできることです。
そしてこれらの積み重ねが子どもに
「あなたには信頼できる大人(ママやパパ)がいること、そして安心できる場所があること」
を実感として伝えていきます。
この実感が自己肯定感と他者肯定感を育てます。
ママやパパが愛情をもったスキンシップ、見つめあい、言葉かけや共感で子どもに接し伝えることが子どもにとって必要です。
実際に自分が子育てをしていて、どれも自然なことなんですが、思い返してみると毎日はできていないかも・・・と思いました。
思ってても口に出さなかったりすることもあるので、今では意識して伝えるようにしています。
そうすると、ふとした時に子どもが「大好きだよ。そのままのおかあさんで大丈夫だよ」とオウム返しのように私に伝えてくれました。
子どもを抱っこしながら重いなぁと思っていた時ですが、うれしくて涙が出そうでした。
愛のある言葉がけはうれしいもんだなと改めて実感。もちろん、旦那さんにも必要ですよね。愛のある言葉がけ・・・。
子育てに遅いことってないんです。
気づいた時から、知った時から始めれば大丈夫!
できる範囲で、できるところから。
まずは子どもそのものを認めるところから。
みなさんは、どう考えますか?
以下にお勧めの本を紹介します。
漫画で書かれているのでとても読みやすいです。
もし興味があれば、ぜひ手に取ってみてくださいね。
次回は「子育ての目線」についてお伝えします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。