以前、仕事をしているお母さんへ向けた記事がとっても好評でした。
「そうそう~~」って共感の声を頂いています。
仕事をしている母親が子育てが苦しくなる理由は単に時間だけの問題ではない
今回は、それにプラスα。
で、どうしたらいいか、をあくまで私の所感ですが書いてみたいと思います。
最近は、フルタイムの仕事をしているお母さんがとても多くなってきています。
役職についたり、管理職になったり。
それでも、家に帰ると、普通の母親をしなければなりません。
子どもは容赦なく、親としての在り方を突き付けてきますから、お母さんもとても悩まれる方も多いと思います。
わたしは、自分自身が総合職で働いていましたから、社会での仕事の厳しさや立場、やりがいなど、自分なりにわかっているつもりです。
私は当時事務職として採用され、総合職に試験を受けて転用になりました。
なので、「期待」や「恩」も感じてましたし、結婚してからもずっと働くつもりでした。
結局、仕事をスッパリ辞めることを選択しましたが(理由は色々あるので聞かないで・( ノД`)シクシク…)、気分的には「仕事をしている母親」と同じつもりでいました。
それで、母親業をすんごく真面目(?)にやろう、ということは思わず、
仕事をしているお母さんにも自信をもって教えてあげられる様な、究極のツボを押さえて、あとは手抜きできるような子育てを自分なりに見極めて研究しようと思いました。
目指すは、
社会でツカイモノになる子
自分の頭で判断する、主体的な思考をもち、言動に責任をとる
自分の家族を愛し、笑顔にすることに喜びを感じるそんな大人男子
そのための、子どもへの介入ラインとは?
子どもにとにかくまずは何をすればいいのか?
また、手抜きできるところは何か?
気を付けたらいいと思う事項は大きくは次の4つ。
①仕事と家庭の優先順位について
②仕事をしている母親の一番の難点・機能不全ではないかという罪悪感との闘い
③子どもに対するビジョンをもつ
④仕事を持っている母親だからこそ伝えられる社会性
⑤夢を語る
①仕事と家庭の優先順位について
これはね、もう、ゼッタイにはっきりとしていた方がいいと思います。
「どっちも」大事だとは思いますが、「どっちも」はないです。
あなたにとって本当に大切なものをよーく考えてみてください。
こういう事って、ちゃんと考えておくほうがイイと思います。
意外に曖昧になっていることがあるのかな。
それでは、「ママはわたしよりも仕事がいいのね」なんて言われた時、
「そんなことあるわけないでしょ!」って、パシッと言えないのかなと思います。
この、パシッということがとっても大事だと思います。
イザとなったら、腹をくくる覚悟って、必要じゃないかな。これはなんにでも言えることだと思うけど。覚悟って、人を納得させたりすると思います。それがわかると、子どもは頑張れたりすると思います。
だからと言って、コトバだけではダメです。
イザとなったら、大切なものを選ばなければいけないのです。
「家庭」という人が多いかもしれませんが、もし、「仕事」を選ぶ人がいてもOKだと思います。
いい親になろうとしないこと。そこで無理をすると、表面的には穏やかになるかもしれませんが、必ず軋轢がでると思います。私はそれよりも自分の人生を本気で生きている方がいいと思います。
「憎まれ役」を引き受けてあげて下さい。
②仕事をしている母親の一番の難点・機能不全ではないかという罪悪感との闘い
もう、これが一番の難敵です!
これがあるから、子育てが余計にややこしくなる、と言ってもいいと思います。
この、罪悪感が根底にあると、子どもが問題を起こしたとき、どうしても「私が母親として失格?」とか「淋しい想いをさせたから?」とか思ってしまいます。
すると、どうしても「甘く」なるのです。「優しく」でなく「甘く」なる。
自分の罪悪感から子どもが可哀想に思えて、必死に挽回したくなります。すると一気に不安や心配がどどっと押し寄せてきます。すると仕事と家庭の板挟みでしんどくなります。悪循環になります。
罪悪感にいたたまれなくなると、どうしても解決を焦ってしまいます。すると、力を使うか、ますます譲歩し甘くなりがちです。譲歩とみせかけて、最後はゴリ押しの力技をググッと使う、など。それは最悪パターンかな?
③子どもに対するビジョンをもつ
仕事をすることで、子どもに目が行き届かないことの罪悪感を払しょくするためには、新しい家庭・親子関係のビジョンが必要だと思います。
個人が対等な存在であり、お母さんも一人の人として自分の人生を生きる。その姿を見せる。
一人一人が大切にし合う真に民主的な家庭。
子どもを子ども扱いしない、参加型の家族運営です。
仕事を持っていると、子どもに目が行き届かないので、行き届かそうとしますけれど、そっちを考えないこと。
そうでなく、人として自分の人生に責任を持って生きることを教える。困った時に助けてあげるのが親の役目。
そのイメージがあると、イザ問題が起こった時の親の立ち位置に迷わないと思います。
④仕事を持っている母親だからこそ伝えられる社会性
仕事をしている母親は、問題処理能力も高く、サクサク仕上げていく「仕事脳」の持ち主。そこが「お母ちゃん脳」とは違うところです。
そこで大事なコトは、「お母ちゃん脳」にチェンジすることでなく(それは意外とムツカシイので)、「問題の所有者」を明確にするコト。
子どもが困っていても、
「あ~ら、それ、わたしの問題じゃないわ~」と涼しくスルー。
そして、自分で責任を取るように見守る。
これ、仕事場なら普通ですよね。
「あら、段取り悪いのは、あなたのせいでしょ。がんばってね。」
みたいな。。(心の声ですよ)
怒ったり叱ったりする必要はありません。何でも経験から学ばせるということです。
ここができないと、最悪のケース②になりがちです。
親に影響がある時は、キチンと伝えるべきです。
相手を責めずに、困ってことをしっかりと伝えて、協力を仰ぎましょう。
⑤夢を語る
お母さんが仕事に自信と誇りを持ち、語ってくれると、子どもは大人になると仕事を通じて社会的貢献をすることを、当たり前に受け容れるようになるでしょう。
仕事をしている人は魅力的です。
子どもに、「お母さんが仕事をしてて、淋しい想いをさせてごめんね」と言えば、
「ああ僕は淋しい可哀想な子どもなんだ」と子どもは自分の事をおもうようになります。
あ、昔、書いた記事があった。
女性は仕事と家庭の両立で悩まれる方が多いと思います。
このバランスは人それぞれです。
お母さんが笑顔でいることが、家族の幸せにも繋がります。
自分が働くことで子どもにガマンさせることを
負い目に感じるのではなく、
子どもに上手にガマンしてもらうようお母さんの関わり方を工夫してみてください。
大好きなお母さんの笑顔の為に頑張ろうという気持ちが、
他者への思いやりの心を育てることに繋がります。
「ごめんね」でなく
「ありがとう」と、
心を込めて言ってあげてください。
記事全文はこちら
以上、
やーーーーーーーーっと書けました。
ふう・・
参考になりますかしらん。。