家事や育児など、誰も褒めてくれる人がいない~

 

と嘆く時、

 

私は「自分で自分を褒める」ことにしています。

 

あるいは、

「ねえねえ、褒めて~」と自分から言うことにしています(-_-;)

 

自分で「褒めて~」なんていうのは、
初めはとてもとても恥ずかしかったんですけど、
 

でも、
このコトバを言わないばかりに、自分の中に不満が溜まるのなら、
ちゃんと相手に伝えなくちゃ、と思いました。

 

その方が、こじれない

 

「褒めて~」と自分からわざわざ言って、
子どもにあきれられることはあるかもしれませんが、
 

でも、嫌われることはないと思います。

 



 

【我が家のリアル会話】

 

私「ねえねえ、講演会の時の感想の中に、お母さんって、「おしとやかで、お上品」やって書いてあってんよ~」

 

三男「ふーーん・・・・・(半分スルー)」


←最近の息子たちは、母の話に適当に合わせて「すご~い」などと言って、これ見よがしに喜んでくれるようになった。それを社会性が伴ってきたのだと解釈する私

 

 

この会話で、一番の難関だったことは、

褒められたい自分を「認める」ことでした。

 

 

どうしても「はしたない」って思っちゃう。。

 

ですが、この気持ちもオープンにすることができると、

「他人に褒められなくても大丈夫な私」になれて、自分の事が好きになっていきました。

 

もちろん、こじれる場面も激変。(←結局、私は「かまってちゃん」だったからね)

自分の言動に責任をもつこと、
自分の機嫌にも責任をもつこと、を
親業を学び始めて、よく考える様になりました。


クローバー


自由と責任


責任感のある子に育ってほしいと、
ほとんどの親はそう思っていると思います。


でも、
アメとムチで子どもをコントロールしていては、
本当の意味の責任感のある子には育ちません。


責任を教えるためには、自由が必要です。


何でも言える自由な環境を持つ、ということ。

 

 

これができると、

言ったことに対する責任も
自分でちゃんととろうとする子どもに育ちます。

 
発言したことに対する責任を とらなきゃいけないことを
親は 子どもに 教えていかなくちゃいけない、と思う。

 
そして、子どもは

真に自由に自分で決めた行動について、

否定されない時、

 

思考が動き出し、その顛末について、はじめて「責任」をとろうという気持ちが内面から沸き起こります。

でも、親はいつも教えたくなりますよね(-_-;)

 

例えば、

「あなたが〇〇したら、△△になるよ」と。

 

なぜなら、彼らを傷つけたくないから、困難から予防したくなるのです。
 
でも、
子どもには、抽象的なことを口頭で教えても、そもそも想像できずにチンプンカンプンです。
 

「~なんて言うと、ダメだよ。あなたが悪く言われるよ」
という、いつ起こるかわからないような未来の不安からのコトバよりも、
 
 
「~と言われて、わたしは悲しいよ」
という、今ここで、起こっている、お母さん自身が傷ついたという事実を伝えるほうが、はるかに伝わります。


正論より、その場の実際の やりとりの中で学ばせるということ。
 
 
そして、伝えたあと、その後どうするかの「自由」も与えられるからこそ、このやりとりの効果がさらに上がります。
 
 
行動の自由があるからこそ、子どもは 自分で言ったことの責任を、
自然に理解しはじめます。

自由と責任は 一対です。


親業は この手法が秀逸で、体験の中で子どもの責任感を自然に伸ばす手法なのです。

だから、男の子や発達に特性のある子どももとても刺さるし響きます。

これが、しろうとの親でも家庭内で実践できるように、言い方の1つのパターンとして提供されます。

本当に 良くできていると思います。

クローバー
 
 
言葉が 相手にとって、どんな影響を与えるのか
わたしたちは、生まれてからの今までの多くの人々との交わりによって
学んでいきます。


特に、コミュニケーションのとり方がよくわからずに、真意を誤解された失敗の体験から、人間関係についての多くの事を 身につけているようです。


私も、
未だに生まれ育った実家で培われた「勝ち負け時の戦闘モードのコミュニケーションパターン」が口から出てきて、
 
驚くことがあります。


でも、

これは、単に「言い方の問題」であるならば、変えることができます。
 
 
もちろん、
今までのコミュニケーションのパターンが深く刻まれていると、
それは、アレルギー反応のように、
過剰に反応してしまうし、
 
傷つきすぎて心を閉ざしてしまったら、時間がかかるかもしれません。
 
 
ですが、
 
親の対人関係でのコミュニケーションのとり方は、何もしなければ、子どもにそのまま受け継がれる可能性が高いから、
 
 
改善できる可能性がある事を知らないのは、
もったいないと思います。

 
親が学ぶことで、
心配しなくても、親以上に規律心と責任感のある子どもへも育てていける事も、伝えていきたい。
 
コトバが相手に与える影響を正しく知ると、
本当の自由のなかで、
自分の人生に責任を持って生きることを教えることができます。
 

クローバー

自分の事を 変えようとせず 丸ごと信じてくれる人がすぐそばにいるって、
どれだけ心強いことなんだろう・・・

そんなお母さんになりたい って思ったのが、私の原点
 

 

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