饂飩探訪:深谷市「粉家」(6/12) | 滑り屋本舗 ☆ 雪がある限りはSKIに行こか~♪

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Skiは「おバカ」、機械モンは「おタク」、文書表現能力は「ナッシング」のワタクシが
日々の出来事をユル~く綴ってます。
参考になるようなネタは皆無なので、『アホやね~♪』とか『ぷぷぷぷっ!』 と笑い
飛ばしながら読んでちょーだいませ。

タイトル表記では深谷市としておりますが、地名的には「花園」としたり「小前田」とした方が馴染みがあるかも。


ソレはさておき、(おいとくんかーい!)
この週にオンエアされたマツコの知らない世界で、川島町にある饂飩屋:庄二の「すったてうどん」が紹介されたモンですから、ワタクシ居ても立ってもいられず粉家の「冷や汁うどん」を喰いに行ってきました-!。
 ⇒庄二は4月から休業やったんで、冷や汁を提供してて&ワシが知ってる店として「粉家」しか思いつかんかった次第
 ⇒「すったて」も「冷や汁」も基本は同じ☆埼玉県北部地域のB級グルメ(おかんの味)ですわ~♪
 ⇒庄二は6/14から営業再開しましたね(先代のご不幸があった関係で喪に服してたのかと)
 ⇒ワタクシも冷や汁のレシピをおかんからバッチリ伝授してます(引き継ぐんは熊谷生まれとして「義務」みたいなモン>笑)







お店到着は12:00チョイ過ぎ、1つだけ残っていたテーブル席に滑り込めました~♪。←この直後から、お待ち発生

到着時、第1駐車場はほぼ満車!

周りを見渡せば「お子様連れの地元家族」が目立ったのですが、ワタクシらは、こんなに早い時間帯に来店したことが無かったんで結構新鮮な感じを受けましたね。(子供らが居てるんを見るんは始めてかも)

ホイデ、今回のオーダーは当然のごとく「冷や汁うどん」としました!!!。←ワタクシは大盛りね、「きんぴら」も頼んだよ

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先に出てきた「きんぴら」をつまみながら、待つこと約20分(※)でお互いの饂飩出てくる。
※ちょうど湯がいてる最中やったんで、ウチら以外にも6組程度はウエイティングちうでした
※此処ん家は回転が早いんで、これまで「作り置き」が出てきたことはありません☆常時「湯がきたて&シメたて」っす


きんぴらは「ラー油」が効いてます

はい☆どーん!!

熊谷を含む埼玉県北部地域のうどん粉は「農林61号」を用いるので、浅黒い仕上がり&麺の表面もザラっとしてる 『 唯一無二 』 の佇まいをしており、このあたりが「ツルンツルンの飴色に茹で上がってエッジも先端までキンキンに効いとる」武蔵野うどんと決定的に異なるところでしょうか。←熊谷生まれのワタクシには、見慣れた風景ですケドね

エッジもしっかり立つんですがザラっと、これが農林61号の特色


片や冷や汁の方は、、、、うん!、正にコレ(笑。
※氷&キュウリのスライスが浮かんでない、あと、ミョウガが入ってるんが「我が家伝承のソレ」とは異なるところ
※元々、夏期の農作業の合間に食べられていたモンなんで「暑さ対策」にはバッチリっす(子供の頃はドリンク代わりにしてた)
※「うどん、冷や麦、そうめん、ごはん」の何れで食べてもウマイぞ!!!(蕎麦は合わないけどな)


熊谷にとって「冷や汁」は夏の風物詩ですな(原風景やわ)


うどんをドップリ浸して食す!!!。
ああ~、お母さ~ん(謎。←この5月に虹の橋を渡った、おかんの姿が目に浮かぶ

うふ~、美味そう♡♡♡



で、この先は麺が無くなるまで箸止まらず&相方が食べきらないウチに汁まで完食~♪。
※マジでズ~ルズルと掻き込めます、まぁ、ワタクシからすれば「飲みもん」なんで(ははは
※相方に「遅いや~ん」と突っ込んだら、 『 アンタが早すぎるんじゃボケッ!! 』 とのツッコミ返し


思うに、ワタクシは饂飩大好きですが 『 最も早く喰えて量も稼げる 』 のは、やはり、この「冷や汁うどん」かなと感じます☆正に、ワタクシ的饂飩の原点なんでネ。
 ⇒あとは「具だくさんな野菜で煮込むお手製平打ちうどん」☆熊谷の嫁はこれが出来ないとダメなんだとか
 ⇒おかんが打ってくれたうどんも実に美味かったです(冷や汁と違って通年で作れる「家庭毎の味」だしね)


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はい!、ちうコトでお互い完食~☆相方がちょいと残した汁はワタクシが飲み干しました(爆。
この日は蒸し暑かったんで身体もダルかったですが、冷や汁飲んで シャキーン!! としました☆ゴチソさまっ!!!。






【我が家伝承の冷や汁レシピ】
 ◇分量目安:味噌汁お椀6~8杯程度分
 
 ◇材料

  キュウリ:適量、棒ネギ(白いとこ):適量、大葉:適量、白味噌:適量、ゴマ:大量(煎り器1杯分程度)
 
 ◇行程
  ①ゴマを煎って「すり鉢」で入念にスリスリします←我が家のすり鉢は30cmサイズ
    ゴマは「金胡麻」を強くお勧めします、また、煎る際は「パチッ、パチッ」となったらSTOP(直後に一気に弾ける)
    ゴマをするのは「風味立て」のため、すり胡麻を使う場合は香りが飛んでいない事が大前提
  ②白味噌と合わせます
    赤味噌や黒味噌だと合わないように思います(味噌が勝ちすぎる)
  ③キュウリ、ネギ、大葉をミキサーにかけてペーストにします
    各材料はザク切りにし、適量の水とともにミキサーで粉砕します(やり過ぎると食感も無くなるんで注意)
    分量は全て「適量」ですが、最低限キュウリ1本、ネギ半分、大葉2枚は投入しましょう
    ここで冷や汁の性格が決定づけられますが、味の要となるのはキュウリです
    フレッシュさUP=キュウリ増量、ピリッとした風味UP=ネギ増量、全体のアクセント=大葉ってカンジかな
    これらは包丁でさばいてからすり鉢スリスリでもOKですが、ワタクシは時間短縮のためミキサーを使います
  ④材料の合体&水溶き
    先の「②」に投入し、水で溶いていきます
    水が多ければ「サラサラ」に、少なければ材料の食感が残る格好で仕上がります
    それなので、お好みの感じになるよう「お玉で攪拌しながら加減を見定めていく」んがコツ
  ⑤仕上げ
    1mm程度の厚さで輪切りにしたキュウリ(半分程度)と氷を浮かべ、味の確認をします(味が薄いなら味噌追加)
    最終的な濃さは、浮かべる氷の分量で加減してください


と、まあ、こ~んな感じで、かな~りABOUT(笑。
You Tubeには各材料をキッチリ計量して作ったレシピ動画もありますが、アレだと「誰が作っても同じ味」にしかならず 『 その家々毎に伝わる味 』 を再現するんは絶対無理なんで、ワタクシ的にはちょっと、、、、ですね。

ちなみに、我が家の場合はキュウリ2本、ネギ半分、大葉3枚、ゴマ煎り器2杯分-ちうんがペースト作りのセオリーになっており、これでホームミキサーのボトル1杯分がとれます。






最後に、埼玉県北部地域に伝わる冷や汁の正しい呼び名は「ひやしる」です。
全国的には宮崎県のものが有名ですが、あちらは「ひやじる」で全くの別モンですから、ソコはお間違えなくです~♪。

『 スライス豚肉のソース煮 』 と併せて、夏バテ防止にはうってつけですよ☆彡。



じゃ、今日はこんなトコでっっ!!


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