ただし旧道は、国道20号に並走しながら、時々は合流し、また交差して同じく目的地を目指す。
韮崎の市街地から、釜無川を越えると20号を谷底に、旧道はその国道を見下ろすように歩く。
集落も現在の国道に寄るのではなく、そのまま旧街道に添っているのが興味深い。
また旧道は車の交通量も少ないので、歩き旅のボクらには好都合♪
徳島堰という水路?を横目に歩きます。
徳島堰は日本三大堰なんだと
国道は遥かに底を這いつくばっています。
昔の人も谷底は避けたのでしょうか?
この日の気候は、暑くなく、寒くなく、歩くにいいコンディションでした。
しかし、歩く人、歩行者はほぼ居ません(笑。
だからわが家は不思議に映ります。
時々出会う住民のお年寄りと立ち話をしながら山裾の街道を歩きます。
韮崎宿から台ヶ原宿までは、19キロ程ありその過程で少しずつ全体に標高を上げていきます。
この距離と徐々に上がっていく標高が、本日のクライマックス。
時々登って、また降りてですが、少しずつ、少しずつ確実に高くなっていました。
後ろを振り返ると山々が霞んでいます。
翌日は雨の予報。
そんな不安もありながら、やるだけやってみようと腹をくくって歩きます。
続く。