退職金のあらゆるメリット | 中小企業経営者の知恵袋

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みなさん、こんにちはビックリマーク
今回は退職金のあらゆるメリットについて見ていきましょうサーチ

退職金を高額にすることは、節税の観点から見た場合、
個人にとっても法人にとっても大きな意味があります。

個人にとってのメリット

退職金は普通の給料よりも税金が非常に安く設定されています。

課税されるのは、退職金から退職所得控除を引いて、
それを半分にした退職所得に対してのみ。

そして、退職所得の場合は他の所得とは別途で税金を計算する
分離課税になるため、その年の確定申告で他の所得と合算されることもありません。

だから、給料やボーナスで多額のお金をもらうより、
退職金でもらったほうが大きな節税効果があります。

法人にとってのメリット

会社にとっては、多額の損金計上ができるというメリットがあります。
退職金は全額損金計上できます。

利益を出していた場合には、
退職金の損金と相殺できるので節税になります。

相殺しきれなかった部分については、翌期に繰り越せます。

自社株対策のメリット

退職金を支払うことによって、
多額の損金計上ができるので、
自社株評価を引き下げることになります。

みなさんご存知の通り、本来は自社株が高く評価されることは
会社にとって悪いことではありません。

しかし、贈与や相続の面から見た場合には、
評価が高ければその分税負担が重くなるためデメリットになってしまいます。

将来、事業承継を考えていらっしゃる経営者の方は、
何らかの対策をとって自社株評価を引き下げ、
下がったタイミングで後継者に生前贈与することをおすすめします。


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