ちょうど2年前に、実現した、雑誌での夢のような対談。
7つの習慣のコヴィー博士と、稲盛和夫さんの対談。
テーマは、「富、幸せを手にするための6つの鍵」でした。
そのお話の中で、経営者のリーダーシップについて対談がされてます。
稲盛さんは、リーダーに必要なのは、能力よりも人格だといいます。
また、コヴィー博士のも人格が大切だと。
コヴィー博士の分析によると、アメリカの建国200年のとき、200年間で成功した人々を調査したところ、うち、最初の150年と後の50年での大きな違いがあったそうです。
最初の150年に成功した人々に特徴的だったのは、誠実、謙虚、勇気、勤勉の人格。
後の50年では、表面的なスキルやテクニックが重んじられたと。でも、コヴィー博士は、人格こそがリーダーシップで重要だと言います。
では、どうしたら、人格を磨けるか。
稲盛和夫さんは、日々の仕事のだけではだめで、中国の古典や仏教、キリスト教などの教えを勉強して、そこにでてくる聖人に近づけようと努力することが必要だと語ります。
さらにお話は進み、家族と仕事について。
コヴィー博士は、ビジネスで成功しても家族の中で不幸であれば、意味がない。「仕事の成功」の前に「家族の成功」が大事だと言います。
コヴィー博士の家族のミッションステートメント。
「一つの思い 一つの心 義のうちに生きる 貧しいものは、一人としていない 肉体 情緒 知性 そして精神」
コヴィー博士が現在、執筆中の本は、「Live Life in Crescendo」
人生もクレッシェンドのように、だんだん大きくなっていこうということ。
それが意味するところは、今よりも素晴らしいものが将来に待っている、まだやらなきゃいけないことが将来にたくさん残っているということ。
まだ、先に何かあるんだ、もっと先にもっといいことがあるんだという強い気持ちをもつこと。そして、引退するのではなく、貢献し続けること。
それが、鍵になると。
残念ながら、コビー博士は、2012年7月16日に80歳でお亡くなりになられましたが、
この夢のような2人の対談は、永久保存版ですね。
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