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ななつがたけ北天文台オーナーの「天文台日記」 (2012.6~2019.6)
観望記録や天体用機材などについて書いています。

天文台HPはこちら   http://www.cc9.ne.jp/~narabu2/
2019.6以降はこちら  http://owner1.cocolog-nifty.com/blog/

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これまで、「コーワ プロミナズーム用2インチアダプタ」だけしか販売できていませんでしたが、「iOptron AZマウントpro 用ブラケット」と「ポータブルピラー」も販売可能になりました。
 
iOptron AZマウントpro は、とても便利な自動導入・自動ガイド経緯台です。私が使っているのを見て、多くの友人が買いました。しかし、そのままではアンバランスな状態で使うことになり、安定性が悪く、導入やガイドの精度も落ちます。この「ブラケット」を付けると完全バランス状態で使用できます。30秒以内の短時間露光を繰り返して写真撮影し、加算合成すれば、600mm程度までならノータッチガイドができる精度があります。経緯台ノータッチガイドという新しい写真撮影スタイルが生まれます。
10cm屈折鏡筒を2本載せても安定して動作します。ベルトドライブのため、モーターの動作音がほとんどしません。双眼望遠鏡用のお手軽観望架台としても、たいへん便利です。
 
一方、比較的軽量で、持ち運んで使用するためのピラー脚というものは存在しませんでした。このポータブルピラーは、脚を折りたたんで持ち運び、観測地で脚を広げて簡単にロックできます。三脚より取り扱いが簡単です。ピラー高が85cmと60cmがあり、85cmでも重さ12kg。ピラーの内部に持ち手があるので、片手でぶら下げて持ち運べます。
 
詳しくは、こちらをご覧ください。   http://www.cc9.ne.jp/~lynx/index.html

 

 

 

ななつがたけ北天文台オーナーが、自分で使うことを目的に製作した機材の中で、一般の天文ファンにも役に立つと思われるものを市販します。まずは3商品を用意しました。
 
 ・コーワ プロミナズーム用2インチアダプタ
 ・iOptron AZマウントpro 用ブラケット
 ・ポータブルピラー
 
現在、すぐに販売可能なものは、プロミナズーム用2インチアダプタだけですが、近日中に他の2商品も出荷開始します。

詳しくは、こちらをご覧ください。  http://www.cc9.ne.jp/~lynx/
 

ななつがたけ北天文台オーナー1の「天文台日記」は、Yahoo! ブログから、移行ツールを使ってこちらに

移りました。
2012年6月から2019年6月までの「天文台日記」が、こちらに移行されました。
ここのアドレスはこちら。   https://ameblo.jp/owner1

 

移行結果はご覧の通りです。Formatの違いがありますから、こんなもんでしょう。

過去の「天文台日記」は、ここに置いておきます。

しかし、ここは更新されません。あくまで、「過去の天文台日記」です。

これ以降の新しい「天文台日記」は、Nifty の「ココログ」に書きます。

こちらです。

http://owner1.cocolog-nifty.com/blog/

 

お気に入りに登録されている方は、アドレスの変更をお願いします。

 

オーナー1は、エスティマハイブリッドに10年以上乗り続けました。走行距離は17万km。途中で買い換えたかったのですが、10年間、これを超える車が出てこなかったのです。エスティマクラスの車の選択条件は、

  1.ある程度の荷物が積める (できれば3x6板が載る)
  2.標準以上の加速が得られる
  3.AC1500Wの電源がとれる
  4.四輪駆動
  5.あまり大きくいない車

エスティマは、5には該当しません。でも、1~4を満たすのは、当時、エスティマHVしかありませんでした。1~4を満たす一番小さい車が、これだったのです。
この5つは難しい条件で、3を満たすのは、トヨタのハイブリッドか、三菱のPHEV、ホンダのごく一部の車しかありません。3は天体写真撮影用の電源車として必須です。夜露でレンズが曇ったとき、ドライヤーで乾かすのが一番手っ取り早いので、その電源供給元が必要です。

今年、レクサスUXが出ました。すべての条件を満たしていると思われたので、「エスティマHVの次はこれだ!」と思って、レクサスに見に行きました。でも、UXのリアハッチを開けた瞬間、「ダメだ、こりゃ!」でした。開口部が狭くて、大きな荷物(機材)が入りません。そのうえ、当日の私の服装が、上から下までオールユニクロの安っぽい格好だったためか、レクサスの営業担当から、まともに相手してもらえませんでした。以前、レクサスGSを買った営業担当が、当日、休みだったのも不運でした。もっとも、いても買いませんでしたが。

トヨタから新型RAV4が出ました。オーナー1は新型RAV4については、全然、気に入っていません。
  ・アメリカ人好みのデザインにするためだけ(?)に、ボンネットを高くしている
    (ボンネットの下には、高さ10cm近くの何もない空間が広がっている)
  ・日本の道には車幅が広すぎる
  ・ダイナミックトルクベクタリングをハイブリッド車に付けろ!
  ・オフロード性能をアピールしているのに、アプローチアングルとデパーチャーアングルが確保されていない
  ・フロントとリアのアンダーガード的に見える銀色の付加物は、樹脂製で、ほとんど役にたたない
  などなど・・・

でも、RAV4のHV車は、先の条件をすべて満たしています。大きさもギリギリOK。

イメージ 1
この写真、モノクロではありません
この灰色をオーダーしました

今現在、エスティマHVに替わりうる車は、RAV4 HV だけしかありません(多少大きくてもいいなら、アウトランダーPHEVとレクサスNXがあります)。私のエスティマは現在何の問題もなく走っていますが、小さいトラブルは時々出ます。これだけ走ると、いつ大きく壊れてもおかしくありません。壊れる前に買い換えたい。・・・ということで、RAV4 HV を契約をしました。
契約したのは、5月の10連休直後の木曜日。納車予定は8月末か9月初めだそうです。私が契約した後の金・土・日を過ぎると、オーダーが一気に増えて、納車が10月以降になる可能性があるとのこと。車の登録が10月以降になると、消費税が10%になります。これからRAV4をオーダーする人は、消費税10%です。

RAV4を契約しましたが、全然気に入ってないため、3年の残価設定リースにしました。3年後に、必ず、他の車に換えます。候補はスバルXV PHV、マツダCX-30 HV、トヨタカローラフィールダー HV などで上記の条件を満たすもの。どれも希望的観測ですが、3年の間にそういう車が出て欲しいものです。

あり得ないですが、もうひとつ希望。RAV4に4人乗りがあったら、多少の難があっても、すばらしい車だ!と思って、喜んで買います。
リアシートがエスティマ7人乗りのセカンドシートのように、左右にスライドして、前後に大きくスライド (*注) できたらいい。これができるとすごく便利です。5人でフル乗車することなど全然ありませんので。

  *注  リアシートが車幅いっぱいの3人掛けでは、リアホイールハウスに当たってしまうので
      後ろにスライドでできません。
      ひとり用シートを2つ並べると、間にスペースができます。そのスペースを埋めるように
      横スライドさせると、シートがホイールハウスに引っかからないで、後ろまでスライドできます。

M11...
私が好きな天体の1つです。これが見える季節になりました。
星の数が多い散開星団が、見て美しいですね。M37とかNGC7789とか。
小口径ならM11、中口径ならM37、大口径ならNGC7789でしょうか。大中小の口径を何cmと考えるかは人それぞれですが、M11は、何cmで見てもそれなりの見応えがあります。夏の天の川の中にあるので、バックの星たちも星団を引き立たせています。
M11は、この写真のように実視界1度程度になるアイピースで見るのがいいと思います。

イメージ 1
M11
TOA130 + 1.4xテレコン+QBPフィルター+α7s(改)
2019/05/30 2:21~
ISO20000 露出20秒 31コマ加算合成
写野円1度にトリミング
SXP赤道義でノータッチガイド
撮影地:栃木県栃木市


さそり座、へびつかい座付近は、梅雨の前後で天気が悪いため、意外に見る機会が少ない場所です。
ここ数日、晴れが続くようです。この機会に初夏の星座と有名な星雲星団を見てみましょう。

この時期に見える球状星団を一気に撮影してみました。

共通データ
  TOA130 + 1.4xテレコン+QBPフィルター+α7s(改)
  ISO20000 露出20秒 40コマ前後加算合成
    写野円1度にトリミング (すべて同一スケール)
    色調整はオートストレッチのみ
  SXP赤道義でノータッチガイド
  撮影地:栃木県栃木市

M53                          M68
イメージ 8
イメージ 9
















*M68は低空の光害真っただ中のため露出15秒

M3                           M5
イメージ 5
イメージ 6

















M13                         M92
イメージ 7
イメージ 11

M12                         M10
イメージ 1
イメージ 2

















M14                          M4
イメージ 3
イメージ 4

















M80                            M107
イメージ 10
イメージ 12

















球状星団の撮影は、ピント合わせが命です。それ以外の天体なら、多少のピンボケはスターシャープフィルターでごまかせますが、球状星団にスターシャープフィルターは使えません。また、TOA130は温度変化に敏感です。一天体撮影する度にピントを合わせ直さないといけません。一天体撮影後にバーチノフマスクを被せると、ひと目見てわかるぐらいズレています。

球状星団は、やはりM13が大きくて星の数も多く、見応えがあります。一方、M14は他とは異質の見え方で、遠くにある大きな球状星団であることがわかります。M4はその反対です。
球状星団を見るときは、口径勝負です。大きければ大きいほどよく見えます。口径50cm前後のニュートン焦点、倍率100倍ぐらいで球状星団巡りが出来るといいですね。それで自動ガイドだと理想的です。
前回書いたのは、そのための望遠鏡です。

先週末の金・土・日、オーナー1、2で楓林舎&ななつがたけ北天文台に行ってきました。
満月のときにわざわざ行くというのは、星を見ることはあまり期待していないわけで、高原のペンションに休みに行ったのです。
それでも、以前ここに紹介した縮小光学系を35cm主鏡に付けて、0.5秒露出で写る星雲星団を電子観望したり、賞月観星のすばらしくコスパのいい双眼鏡で星を眺めてきました。満月期はなぜか良く晴れるのです。

土曜日の昼間、175BINO用架台に45cmドブの鏡筒を取り付ける実験をしました。結果、問題も多々ありましたが、実用になることが確認できました。45cmニュートン鏡を屋外で自動導入・自動ガイド、もしくはNEXUS+Sky Safari で電子ファインダー付きフリーストップができます。
この壮観な姿の写真はありません。あまりにも過酷な作業で、写真を撮ってる余裕などありませんでした。

iPhone,iPad 用アプリに「Sky Safari」というものがあります。多くの方は、知っている、使っていることでしょう。
現在のバージョンは 6 で、仕様によって金額がいくつかあります。天体観望・観測用として使うなら、Pro版をお勧めします。

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まだ使っていない人は、すばらしいアプリなので、これを使うためだけに iPad を買ってもいいくらいです。
普通の星座早見アプリとしても使えますが、Pro版なら、あらゆる天体観望、写真撮影にフル活用できます。望遠鏡コントロールもでき、電子ファインダーにもなります。詳細は K_Nebula さんのHPを参照してください。

Sky Safari を利用したこんな本も出ています。

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Sky Safari がある人は、この本も買って手元に置いてください。究極の観望ガイドブックです。
星座毎に、ここに書いてある順に回れば、一筆書きの要領で最短移動距離で、主な天体をすべて見られます。

イメージ 3
かみのけ座はこんな感じ
(スキャナで取った画像なので、若干傾いていたり、影が出ています)

Sky Safari 用データCD-ROMが付いていて、これをSky Safari に追加すれば、楽々観望ができます。データは自由に編集できます。自分の望遠鏡の能力に合わせて、見る天体を取捨選択したり、自分オリジナルのデータの組み合わせも作れます。

詳細や購入はこちら



ツァイス望遠鏡を所有しているみなさんを中心とする「望遠鏡オフ会」に行ってきました。
オーナー1は両親の介護をしていた関係で、ここ数年、行っていなかったのですが、今現在は自由に行動できるようになったので、久しぶりに行ってきました。
場所は毎年恒例、小淵沢のこちらです。
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今回の参加者は過去最高の25人でした。
夜はほば晴れて、みなさんが持参したすばらしい望遠鏡でいろいろな天体を見比べられました。
夜の望遠鏡群がこちら。写っているのは全体の中の一部です。

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翌日の朝の太陽望遠鏡群。こちらも一部です。

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幹事のSさま、他の皆様、お世話になりました。

帰り道、「スター☆パーティー」に寄って、スタパオーナーと久しぶりに会い、楽しくおしゃべりしてきました。

大きな惑星状星雲3つ、自宅からではまともに見えないので、QBPフィルターを付けて写真に撮ってみました。
惑星状星雲は、単位面積あたりの光量がけっこう明るいものが多い中、ふくろう星雲は暗い! 自宅では見えません。

共通データ
  TOA130 + 1.4xテレコン+QBPフィルター+α7s(改)
    ピクセル等倍で800x800ドットにトリミング (同一スケール)
    色調整はオートストレッチのみ
  SXP赤道義でノータッチガイド
  撮影地:栃木県栃木市

イメージ 1
M57
ISO16000 露出15秒x45枚

イメージ 2
M97
ISO20000 露出30秒x92枚

イメージ 3
M27
ISO16000 露出25秒x22枚