再進
悩み
怒り
振り返り
迷い
俯いた日々に背を向けて
私は
再び進む
目指すものなどないのだけれど
朧げな目標だけを携えて
不安定なこの道を
また
歩き出す
太陽がある限り
月が、照らす限り
この命が
燃え尽きるまで
進む、進む、進む・・・
夢とは何だろう
現実とは、何だろう
わたしとは
他人とは
なんだろう
立ち止まって
初めて分かることもある
ただ進むだけではいけないんだと
悟り気が付いた時
世界は
何故か、姿を変える
なぜだろうか
それがとても
心地よく思えた
だからだろうか
私は、再び歩き始めた
きっとまた立ち止まることだろう
きっとまた、振り返り
悩み
怒り
悲しみ
迷うことだろう
それでも
何も書かれていなかった
真っ白なこの書物に
朧に浮かび上がる何かが
背を
力強く押した
この先に、何があるのか
この先で、何を見るのか
正直
興味など微塵もない
ただ、確かめずにいられないのは
生きている、証であり
意味であり
そして
答え、なのだろうと
今は考えておこう
by銀翼のキケロ