かげだまり | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

かげだまり


あかるい・・・

でも、まぶしくない・・・

しろい・・・

でも、つめたくない・・・

いちめんが
さきみだれているようにみえるし
ふりつもったかのようにも
みえる・・・・

どこだろうか・・・

あぁ、どこだろうか・・・



おともない・・・

こどうがない・・・

ぼくだけがくろく
ぼくだけがうごく・・・

うつくしいせかいに
まっくろなのはぼくだけ
まっくろいのはぼくだけ
あるけばあるくほど
しろいものは
うつむくようにはいいろにかれ
すすめばすすむほど
しろいせかいは
くろいあしあとでよごれていく
ふりむいて
おのれのあとをながめ
ふしぎなこうようかんをおぼえた
しろをくろく
しろをくろく
しろをくろに
しろを、くろへ
まっくろへ
まっくろへ
あぁ・・・

あぁ・・・
たのしいものだ


むがむちゅうではしりまわっていた
がむしゃらにかけまわっていた
けれども
きがついたら
ほとんどすべてがまっくろで
どんなにうごいても
あしあとなんてのこらない
まっくらな
せかいになってしまった
さいごにのこった
てのひらほどのちいさなしろを
なんとなくみつめて
すわってみつめて
たぶん、うごかなければふえるんじゃないかなって
おもいながらみつめて
ながく
ながく
ながく
そのようすをながめた
のこされたしろは
宙へ
なにか、きらきらとしたへんなものをとばしはじめていた
なにか、きらきらとしてきれいなものをはきだしていた
つかめるのかな
やっぱつかめない

どんよりとしたしずけさ
そんよりとしたくうかん
なにかがふっているかんしょくはたしかにあるけれど
なにかがなんてわからない
ちいさなしろは
あれからふえることはなく
ひっそりと
かがやきつづけている

それが、なんとなくたいくつで
なんとなくいらいらして
なんとなく
がまんできなくて
てのひらでぺちんと
つぶした
なにかがきこえたようなきがしたけれど
まっくらでぼくすらみえなくなったけど
あの、まぶしすぎるせかいが
どこまでつづくのかわからない
こんとんへとかわり
ぼくは、なにかそう
たっせいかんのようなものを
おぼえて
ふっと
きえた・・・




ぼうっと
なにかがもえだして
ぼうっと
なにかがさわぎだし
ぼうっと
なにかがのびて
すっと
ぼくをつつみこんだ
それは、あのしろとはちがう
まぶしさとうつくしさをもっていたけれど
じりじりとむしゃむしゃと
ぼくをたべはじめた
なにがなんだかわからないけれど
なにがどうなっているのかわからないけれど
きっと
あのひかりのつぶが
なにかしたにちがいない
なんだろう
このもやもやしたかんじ
なんだろう
このせかせかしたかんじ
こどうがないのに
むねをしめつけるいやなかんじ
これは、だめなものだ
はやく、とめなければならないものだ
きえろ
きえろ、きえろ
きえろ、きえろ、きえろ
きえろ、きえろ。
きえろ、きえろ、きえろ!
ためだ
きえない・・・

あぁ、きえていく
ぼくが、きえていく

あぁ、きえてしまう
ぼくが、きえてしまう・・・

そうだ、はしろう
かけまわろう

だめだ、どこまでもついてくる
きえてくれない・・・

あぁ、あぁ・・・

ぼくが・・・
ぼくがぁ・・・
きえてしまう・・・

いやだぁ・・・
いやだぁ・・・
いやだぁ・・・
いやだぁ・・・
あぁ・・・
あぁ・・・
あぁ・・・
あぁ・・・?
あれ・・・
しろいこなみたいなのが・・・
ぼく、から?


あれからどうなったのか
ぼくのしてんは
とてもとてもひくくなった
うごけなくなった
とてもまぶしくなった
あたりはくらくなった
なにものでもないへんてこなあつまりになって
じっとくらやみをみつめている
ぼくは、どうなった
ぼくは、なにになった
あぁ、またうえからなにかがふってくる
しろいなにかがふってくる
せっかくくろくそめたのに
ぼくのまわりだけしろくなる
そのまわりのまわりもしろくなる
あぁ、せっかくそめたのにな
せっかく、ぬりつぶしたのにな・・・
ぜんぶぜんぶ、またしろになっちゃうんだ
けっきょくは、またしろにもどっちゃうんだ
ぼくを、またくろのだれかがみつけないように
まっしろにおおいかくして









by銀翼のキケロ