缶蹴り缶蹴り 真夜中の道に 乾いた音が鳴り響く 寝静まる街中には 少々大きすぎるそれは 私の叫びの代用品 苛々が募り 積り、重なって 其処ら辺に転がっていた 缶空を 感情のままに蹴り上げてしまったのだ 何所へ飛んだのかも判らない 暗闇の中 溜息をついて、また帰路に付く 叫び終わった後の虚しさと来たら・・・ 星空一つ見えない摩天楼の天上に やっとのことで輝いている月に 肩を、叩かれるようなものだったよ by幻想師キケロw