抱懐
偉そうなことを並べても
わたしのこころは満たされない
知識を披露していても
わたしのこころは満たされない
闇夜を歩けば歩くほど
抱懐したものが膨れ上がり
私の自我を
溶かしていく
自分勝手な期待と
裏切りの連鎖
自由に羽ばたくあの鳥を
最初に、殺そうと思ったのは
いつのころだろうか
最初に、喰らおうと考えたのは
いかなるときだろうか
わたしのなかで
永遠に燻り続ける
異常と正常の鬩ぎ合い
常識と非常識の潰し合い
つぎはぎとなった
今の魂には
いささか
毒よりも
茨よりも
堪える代物だ・・・
この胸の内で
死にたいと
考えてしまうことが
by幻想師キケロw