とどかぬてがみ
かのちにて
そくさいとききおよんでおります
てきを
ことごとくうちやぶるゆうしを
こきょうのむらのすみずみまで
ゆきとどき
みな、りょうのてをてんにかかげ
かんきなみだと・・・
このてがみをよむわたしは
このものへ
なんとへんじをおかえしすればよいのだろうか
ただただこうほうへじんどり
ぜんせんへの
ことばだけをとばす
あのとびのようなわたしが
このもののえがおへ
なんとおかえしすればよいのか・・・
むほんのへいに
しねとめいずるより
いけどりのてきこくのへいを
はりつけ、ころすことよりも
たえがたいきょうふと
なしがたいこうかいが
さがらぬこうべを
おもくおもく
おもくおしさげるのです
なみのごとく
かのやまへはしる
いっぺいのむざんにたおれるさまを
きざんだ
このむねは
このひつをにぎるみぎては
ただ、ただ、ふるえるばかりで
なにも
つづること、かなわぬのです
どうにも、かなわぬのです・・・
byげんそうしキケロ