証
俯いた横顔を
幾度眺めれば
気が、済むのだろう
私の中に在る
あなたに触れたいという想いが
そうさせているのか・・・
見上げた横顔を
幾度、見つめれば
気が済むのだろう
私の中に有る
あなたを抱きしめたいという衝動が
そうさせているのか・・・
大きな月の影
振り向くあなたの顔は
真っ黒に染まり
微笑んでいるのか
悲しんでいるのか
なにも判らない
ただ、じっと見られているのは確かだ
雲の中に居るような
何もつかめない
何も見えない
この道は
きっとあなたへつながっている
幻であってほしい
空想であってほしい
高鳴る想いと裏腹に願う不安
まだまだ、はっきりとしてもいないのに
流れ始めた涙
鼓動は、早く早く打ち付けて
締め付けてくる
あぁ、振り向いて逃げ出せたなら
どんなに楽だろう
あぁ、振り向いて逃げ出せたなら
どんなに、楽だろう
なのに身体は前へ前へと進む
掴みたいその掌を
抱きしめたいその横顔を
傷つけられても
押し戻されても
転んでも
なんどでも
目指したあなたがそこに居る
其処に在る
諦めない
諦めてなるものか
負けない
負けてなるものか
たとへそこに虚空しかなくとも
あなたへ向かうこの心は
あなたへ向けた愛の証
届けるまでは
置いてくるまでは
私の愛が、ここで終わるはずが
ない
by幻想師キケロw