こびと
子供のころは
どうでもいいものにさえ
愛情を注ぎ
それが無くなれば
泣いた
子供のころは
どうってことのないものに
興味を示し
飽きるまでどこまでも
それで遊んだ
そのころの
楽しさや優しさ
嬉しさや慈しみ
好奇心や挑戦は
今の私にはない
この森の木々ですら
感動すら覚えない
理屈や知識が邪魔をする
大人になればなるほど
単純では居られず
純粋のままでは立つこともままならない
だからこそなのか
残された
その思い出を
ひたすら
ひたすら
消えないように
消さないように
怯えながら過ごす
子供以上に小さく
小さく蹲って
それを守っている
どこかの
どうわの
こびとのように・・・
by幻想師キケロw