別れ
ひとしれず
くらやみにうかんだ
かわのほとりの
おおきなたきび
ひとしれず
なきわめくこどもの
せつないおもい
にどとはあえぬ
いとしきもののなを
いちどならず
にども、さんども
やみよにさけぶ
みあげたそらに
つきもほしもない
ただただ、まっくらで
かみさまもまぶたをとじて
かなしんでおられるのだろう
あのこたちの別れを・・・
のぼり
のぼるひとすじのけむり
おうようにただよう
むすうのひのこ
あとをさまよう蛍の一筋
げんせとあのよの境川
あぁ、なみだともとれる
むなしさが
こころのたまに
おちては
ひょうめんをなぞり
どこかへ消えている
うしなうということに
なれはしても
なじみはしない
これが
し
それをまなぶわたしもまた
なにかと
わかれたあとなのだ
きりきりと
あてもないいかりをおぼえながら
くいしばり生きて行く
このせかいでは
わかれのないものは
いない
ふりかえるたびに
それをあじわって
ふりかえるたびに
それをこうかいした
てをのばしても
てをのばしても
とどかないことを
はいになったそれをみて
生きる道全てに
きっとあのこたちも
きざみつけていくのだ
しぬまでずっと
ずっと・・・
by幻想師キケロw