終わりを演じた
わたしはいまいただきにたつ
まよいなく、たつ
みぎてをてんにかかげ
ひだりてをゆるり、ゆるりとよこにうごかせば
あさぎりにうもれたもりが
めをさます
たいようはせをあたため
かげににじをかけた
わたしはひとをはなれ
かみとなったのだ
閉じた瞳の奥で
誰も知らない私という存在は
物語を創る
誰も見ていない
聞いていない
訪れない
この場所で
たったいま、閃いた終わりを
清々しくも
どこか寂しい朝もやの中で
演じた
こうなったらいいな
ああなったらいいな
膨らむ夢と
容赦なく進む太陽と影
どちらも
私にとってもは大切で
尊いけれど
いつまでも見る事ができないとなれば
夢をとる
いいじゃないか
それはそれ
これはこれで
人生、楽しんでもさ
by幻想師キケロw