恋の終わり | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

恋の終わり





人知れず
終わる恋の
寂しさに握る掌
全てを物語る
愛しい人の小さな背中に
思い浮かべた温もりが頬を伝う
もう、聞こえない
賑やかな夢
降り積もる雪に刻まれた
足跡のよう
大きく吸った冬の空気
吐き出したものは
白く
いつまでも
思い出という綱の切れ端を見せつける

もしも、そこに未練というものが在ったなら
迷いすらなく
もう一度、叫んでいたことだろう
周囲の人すら邪魔だと言わんばかりに
ただし
それを許さない
君の背中
あの軒先の氷柱のように
酷く冷めて
酷く鋭く
輝いている
離れていく距離を感じれば感じるほどに
締め付けるこの苦しみが
愛の糸
愛の形
君には、それが無いのかと
最後の最後
姿が見えなくなってから
ぶつけてみたが、戻らず
遅すぎた
後には、周囲の苦笑と
虚しさだけが延々と眼前に広がるばかりだった








by幻想師キケロw