時よ、眠れ・・・
泣いて、笑う
怒って、笑う
笑いながら、どこか悲しそう
白銀の月の夜
矛盾した君の素顔が
私の胸の中に在る
もしも、これを幸せというのなら
時よ、眠れ・・・
流れず
動かず
静かに
今この時だけ
そよ風だけを残して・・・
私の、スーツの影に隠れた
指輪が
彼女の薬指に輝く
ダイヤモンドと
その後ろで微笑む月を
目の前で比べる私は
愚かだろうか・・・
見つめ合う
その先に
うれし涙が
流れ星となって
闇を照らした
あぁ、時よ、今しばらく
眠っておくれ・・・
彼女の笑顔が
銀に輝き続ける間
静かに
動かず
流れず
そっと見守るように・・・
by幻想師キケロw