空の彼方
ここがどこだかわからない
でも、どういう場所か知っている
だって
君がいないのだから
降り注いだ焔もない
埋め尽くした絶望もない
町も
人々も
居ない
痛みすら、無い
風と草原と太陽がひたすらに流れている
静寂とは程遠い
孤独の騒がしさ
私の鼓動がなく
呼吸もしていない
なのに、求めることは一緒
探して
探して
探して
探して
探している
そうしているうちに
何を探しているのかも忘れて
ただ、歩いている
彷徨っている、の方が正のかもしれない
でも、この胸の奥底に開いた穴を埋めるためには
絶対に必要なことは理解している
悠久の成れの果て
私は、私の名も忘れ
記憶のかけらを口ずさむ
なんだったかな
これを謳っていると
落ち着くんだ
忘れた何かがそこに在って
忘れた誰かが
忘れた私の名前を呼んで
無邪気に笑っている
好き、だったんだろうか
うん、きっと好きだったんだ
今頃君は、どこに居るのかな
幸せになっているのかな
笑って・・・居るのかな
私はね、ずっとここにいるよ?
by幻想師キケロw
結び=運命≠空の彼方←さて、この意味が解るかな?(笑)