窮屈
ねぇ、あの空の裏側って知ってる?
授業の最中
幼馴染の遠い背中に
ふと思い出した
きらきらとした
あの言葉
たぶん、そのころからずっと続いているのは
恋
ただ、月日が経つにつれて
まっすぐに見ることも
いうこともできなくて
もどかしいことばかり
恥ずかしさが
へんてこな意地になって
君を突き放してしまう
好きという文字が
目の前をチラつくたび
私は、顔を真っ赤にさせて
小さく蹲る
堅苦しい教科書の隅に描いた
相合傘
それが、とてもとても
窮屈な空間で
今のままじゃ
その願いさえ叶ったとしても
耐えきる自信がない・・・
ドキドキと心煌めかせ
幼稚な妄想へ、静かに一喜一憂
でも・・・
振り向いた
冷めきった君の瞳で
我に返る
とたんに躍り出た溜息に
違うでしょと
自分自身を叱った
by幻想師キケロw