憧れ
夕焼け色の世界は
影がはっきりとして
金色の世界は
なんだかとても
切ない
真っ黒いはずの
憧れの女の子の
長い長い髪の毛が
さらさらと輝いている
なのに僕は
ずっと遠くの教室で
楽しそうな君を眺め
独りかってに
傷ついていた・・・
夜の世界は
すべての存在が曖昧で
銀色の世界は
なんだかとても
寂しい
今日と言う日を振り返り
真っ白く消していく自分が
卑怯者のように思えてしまって
無造作に転がっていた空き缶を
蹴り飛ばした
月のキャンパスに
君の姿を焼き付けて
憧れに
焦がれ
焦がれて
独り、かってに
疲れてしまう僕がいる
by幻想師キケロw