命月
うとうとと
うとうとと
瞳を閉じては
揺れる世界に驚いて
また、開く
思い出のメロディを聞きながら
遮るものも
散りばめられたものの無い
藍色の空に浮かぶ月を
虚ろに見つめた・・・
張り詰めた空気に
白いと息がきらきらと輝き
何かをささやいては
どこか淋しそうに消えてく
飲みかけの酒をコトリと落とした
気がつけば
夢なのか
現実なのか判らない
もうひとつの部屋の中
中途半端な気持ちが
希望と無気力の間で揺れては
君の幻をその天井に
映し出したんだ・・・
by幻想師キケロw