憎悪する
泣いて
泣いて
胸を貫く
苦しみに泣いて
僕は、神様に憤怒する
薄暗い部屋
外は滝のような雨
体には力も入らずに
女々しく泣くばかり
失った笑顔をそっと抱きしめ
奥歯に力の限り
憎しみを込めた
愛しすぎて
愛しすぎて・・・
この手から消えた温もりが
あまりにも鮮明で・・・
忘れられない
どうして、いつも突然
アナタは大切なものを奪うのですか
どうして、いつも唐突に
アナタは現実を突きつけるのですか
僕には、解らない
アナタがそこでしている事が
アナタがそこで笑っていることが
あぁ・・・今すぐにでも・・・
讃える賛歌を破り捨て
偶像を、壊してしまいたい
運命と言って
誤魔化す位なら
せめて・・・
この出会いを
初めから無かったことにしてくれ・・・
泣いて
泣いて
胸を貫く
痛みに泣いて
僕は、悪魔に憎悪する
部屋を飛び出しても
嘲笑うかのように雨は降り続く
失った叫びも
悲しみの涙も
打ち消しながら笑い続ける
巡る思い出を握り締め
瞳の奥に力の限り
怒りを込めた
大好きで
大好きで・・・
このこころから消えた声が
あまりにも澄んでいて・・・
忘れることすらできない
どうして、オマエは
当然のごとく、引き裂くのか
どうして、オマエは
当然のごとく、残酷を見せ付けるのか
僕には、判らない
オマエがそこに居ることが
オマエが、そこで笑っていることが
あぁ・・・、今すぐにでも
首を跳ね上げて
地より深く
地獄の更に奥へ突き落としたい
運命と言って
逃げるのであれば
僕は、どこまでも追いかけて
何度でもその心臓を貫く
泣いて
泣いて
胸を貫く
苦しみに泣いて
痛みに泣いて
この苦痛に憎悪する
愛と言う花が散ってしまう様を
儚く終わってしまう様を
眺めることしかできない
なにより無力な
自分自身を
許せないんだ・・・
by幻想師キケロw