私が、私でなくなる前に
一つ、また一つ
君の事を忘れていく
まるで
本の一枚一枚を
捲っているように
ゆっくりと
消えていく
気が付かなかった
春風が、冷たく吹いているころ
気がついたときには
君は、背を向けて
離れていくところ
思い出しては忘れ
忘れては欠片のように思い出し
悩んでは捨て
捨てては拾う
けれども、好きと言う感情は
焼きついたまま離れない
愛しているという思いは
高らかと燃え上がり消えない
次第に霞がかっていく記憶(かお)に
私は恐怖した
私が、私でなくなる前に
君に伝えたい
こんなにも苦しく
こんなにも悲しい
愛の歌
いつかすべてが
この記憶から削除されても
アナタだけには
覚えておいてほしいから
一つ、また一つ
君の事を忘れていく
まるで花びらが散ってしまうように
ゆっくりと抜け落ちていく
気がつけなかった
空白の傷跡
気が付いてしまった
空白の痕跡
君の戸惑った顔が
どうしても
理解できず
君の胸を遠くに、押した・・・
泣いては、忘れ
忘れてはなぜ泣いているのかも判らず
もどかしさに
胸を痛め
もどかしさに
大切なものすらも忘れ、壁に投げた
けれども、誰かが居たと言う感覚は
抱きついたまま離れない
安らいだ鼓動は
想いを手に変えて誰かを求め続ける
次第に冷めていくこころに
私は、恐怖した
私が、私でなくなる前に
君を抱きしめたい
こんなにも嬉しく
こんなにも愛おしい
思いの限り
いつかすべてが
この心から消えてしまっても
アナタだけには
覚えておいてほしいから
君が背を向けて去ってしまっても
振り向いたときに私が、私でなくなっていても
アナタだけには
覚えておいてほしいから・・・
by幻想師キケロw
この詩にこの歌をチョイスしたのは
なんとなくなんだけど
君:アナタに表現されている読み手のBGMにぴったしなんじゃないかなーって思ったからです。
まぁ、私の詩じたいが未熟ですから曲に合うかどうかはわかりませんが・・・