消えてはくれない・・・
美しいと思えるようになった
他人に笑顔を見せれるようになった
怒ることも
素直に謝ることも
できるようになった
ただ・・・
死にたいと思うことは
変わらずに
消えてはくれない・・・
世界も
自分も
変わっていくのに
その想いだけは
ずっとこころの中で
何かを塞き止めている
ねぇ、これを消しちゃったら
私は
本当の意味で
逝けるのかな・・・
誰もいない
誰も助けない
独り
それが世界の理
独りじゃないと言える人が居るのは
結局は錯覚で
最後はやっぱり独りなんだよ・・・
どんな時でも
そんなひねくれた感情は
私をどんどん捻じ曲げていく
大好きな人にも
大切な人にも
誰一人として
信じることのできない心体(からだ)は
我儘に泣いているだけ
私は、それが嫌だった
私は、それが嫌いだった
だから、変わりたくて
道を、間違えた・・・
必死、だったんだ
世界が変わってくれる
と思ったんだ
でもダメだった・・・
間違いを繰り返し
過ちを繰り返し
なんども
なんども
この世界に連れ戻されて
ついには、それを諦めて
歩き出した
ゆっくりと確実に
ただ、私に堕ちた影は
消えてはくれない・・・
多分一生背負っていくんだ・・・
望む死が通り過ぎてくれるまで
ずっと
あ~あ、こんなことなら
いっそ
大好きなあなたの胸の中で
泣いておくんだった・・・
溜め息混じりに見つめる
秋、間近の空は
何かに閉じ込めてしまいたいほど
蒼く、澄んでいた・・・
by幻想師キケロw