だらだらと
転寝に
眺める夕陽の
陽炎のごとき怪しさに
目覚めれば
遥かなる悠久の時
雲
この足元より
僅かなれば
ひらひらと浮かび
天空の園に
大小聳える
ささやかに揺れる草花
緩やかにくねる小道
延々と伸び行けば
だらだらと両の手を振り出し
鼻歌に幼き頃の想いを馳せて
共に歩く風達のオーケストラは
さも楽園を思い起こさせる
だがしかし
その静けさに
疑問を投げかけて
道端の小石を遠くへ投げれば
陽に潰えし部屋の
孤独にて終る
儚き夢の
長き尾を見つめながら
by幻想師キケロw