ノイズ(雑音) | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

ノイズ(雑音)
 
 
 
 
好きなことを
好きなようにしていた
あの頃を
大きくなってから思い返せば
ノイズばかりで
どんな言葉で
はしゃいでいたのか聞き取れない
眩しすぎる時間だけが
カラカラと音を立てて
僕の横を
むなしく過ぎ去っていくばかり
果てしなく
苛苛した・・・
それを悲しいねといった君は
だれ?
 
一目ぼれした
生意気な時代
格好ばかりを気にして
見た目ばかりに気を使って
何も見ない日々を過ごしていた
親の心配も
先生の怒号も
僕自身が奏でる音楽の雑音(ノイズ)でしかなかった
だけど
肝心の君は
振り向いてはくれない
机ばかりを睨みつけ
僕の顔なんてどうでもいいような素振り
思い切って告白しても見たけれど
遠くなる背中を
ただ呆然と眺めた
世界が、急につまらなくなったのは
多分、そのときからだろう・・・
 
謝るばかりの時間を過ごす今
なにか抜け落ちたココロを引き摺って
必死に生きていた
満足いく恋も
満足できる愛もないままに
空と同じく
色ばかり透けて
空っぽのまま
いったいどうしたと
心臓が何度も問いかけてくる
けれども
僕は、むっとして応えない
 
吹き出る汗をぬぐった先で
巡り合った君
賑やかさが
見つめ合う二人の間から追い出され
高鳴る鼓動が邪魔で邪魔で仕方がなかった
久しぶりと投げかけられた
その言葉が
やけに大きく聞こえ
僕が、うんと応えたことに
気がついただろうかと
心配になった
 
今きっと
誰かに名前を呼ばれても
上司から命令が鳴り響いても
振り向くことはない
僕自身の、脳内で都合よく
ノイズが処理されて
綺麗に消されているころだから
だから、だから
いいよな?
もう一度、あの子に
好きだと伝えても
たとえ叶わなくても
今度は
笑って思い出として
残るよな?
 
 
 
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw