幻想の旅人13 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

幻想の旅人13
 
 
思い描く
書きとどめる
行き届ける
想い・・・
誰かが誰かのために
書き綴る手紙
夢は、その手紙
だと
思える
 
一面が白銀の世界
まっしろで
まっしろで
天空の青より輝いている
足早に横切る雲
僕は
岩か木になったかのように動けないけど
髪のをささめかす風は
とても気持ちがいい
どこまでも
どこまでも
見渡せるような
風が心地いい
 
この手紙を僕に渡した人は
どんな思いで届けてくれたのだろうか
こんな美しい世界を
独り占めしてしまえばいいのに
僕に、見せてくれるのだろうか
いったことも聞いたこともない
名も知れぬどこかの果て
こんなにも沈んだ心に
光を差し込ませる
感動を呼び起こしてくれる
風景があると教えてくれた
君・・・
ありがとう
と言いたいけど
肝心の君はどこかへ去ってしまった
でも、ありがとうと
僕は言う
そこに意味がなくても
そこに君が居なくても
 
この優しく撫でてくれる風に
届けてもらう
今もどこかを目指している君へ
この思いも
この心も
今、僕が見ている中で
精一杯の風景を乗せて
届けてもらう
本当は君のように
自分の手で渡したいのだけど
僕は、君の顔も声も
姿さえも知らないんだ
ごめんよ
ごめん
だからそれを知っている風に
渡すよ
 
遠くで昇るこの世界と同じ月
夕闇に輝きを増し始め
この大地に光を降り注ぐ
あの風はどこまで行ったのだろう
あの風は君を見つけている頃だろうか
この静かに満ちていく心が
どこかへ行った君のことを思う
心配とも恋心とでも
例えられる
不思議なこころの揺れ幅が
かっちこっちと時を刻んでいる
変化していく美しき世界と共に・・・
 
目が覚めた
ここはどこだろう
知っている場所なのに
まるで初めて見たかのような
新鮮さ
どうして?
どうしてだろ・・・
笑いがこみ上げてくる
くすくすと静かな安らぎと共に・・・