幻想の旅人9【FF9Sd特別番】 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

幻想の旅人9【FF9Sd特別番】
 
 
 
 
目を閉じれば
そこには知らない席があり
僕がいる
僕がそこに座ると
何もない壁に
景色が映し出され
動き出す
それが
夢の始まり
 
何気ない小さな空間に
何となく入り込んだ
きっとここは誰かの宝箱
思い出たちが闊歩する幻想空間
花たちが笑い
小鳥たちが飛び交い
虫たちが泣き始める
現実でも少し歩けば
見えそうなものが
ここには詰まっていた
話かければ
答えが返ってくる
笑顔に笑顔がついてくる
誰かの箱庭
きっと優しい人の心の中だろう
 
またガラリと変わる
ここはどこだろう
教室のようだ
きっと誰かの恋物語の中
夕焼けに染まる空間に
誰かの影と影が寄り添っている
ゆらゆらと揺れながら
青と紫と朱色の混じり合う
静かな時間
静かな世界を
沈黙をもって語り続けていた
どこか懐かしいな
僕は、そう感じた
なぜなら
二つの影を見ていると
ぽかぽかと心に
熱が帯びてくるのが分かったから・・・
 
また世界が動いた
どこかの大自然
僕は切り立った高い
それは高い崖の上から
世界を見下ろしている
でも、そこは地球じゃない
どこか別の星の物語
誰かの冒険の世界
見たことない鳥達
見たことのない植物
鳴き声
そして
振り向いたそこには
優しく見つめる
銀色のドラゴンがいた
風の中で彼は空を見据え
どこかを見ている
僕にも気がついているのだろう
何か話したげな感じだ
その巨大な翼で僕を覆い
傍らに置く
触ることはできないが
その優しさだけで十分だった
僕は、彼の隣で微笑んだ
 
またスライド
今度はどこだろう
真っ暗な世界
真っ暗で
真っ暗で
何も見えない
地面という感覚もない
どうやら
ぷかぷかと何かに浮かんでいるようだ
底を覗いた
誰かいる
青白い光に包まれ
うずくまっている
鳴いている
どうしたのだろう
どうしたのだろう
なぜ悲しんでいるのだろう
僕は、何気なく手を伸ばした
届かないだろう
そう思って
でも・・・
その青白い光は
しっかりと僕の手をつかんだ
ゆらゆらと長い髪を靡かせて
振り向いたその顔は
余りにも美しいヒト
僕が引き上げると
きゅっと抱きしめてきた
そして耳元で
ありがとうと囁いた
 
はっとする
いつの間にか
元の世界
何もない壁には
真っ白で真四角な光のみが映し出されていた
僕は立ち上がる
そして
その場を後にした・・・
足音だけを響かせて歩いた
光が漏れ出ている扉に手をかける
ドアを開けると
そこはもう朝の世界
さぁ、また今日が来た
冒険の時間だ・・・
なんだか名残惜しさを感じつつも
僕は走り出す
 
※リクエストを具現化してみたぉ?リクエストしてくれたブロをモデルにしてね♪