闇の慟哭 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

闇の慟哭
 
 
一人が辛いなら
此方に来ればいい
誰もいない
闇のそこから
声がする
 
こっちだ
こっちだよ
ほぅら
こっちだ
光は嫌い
光は痛い
光は焦がす
光は熱い
だが
この暗闇は違う
優しく包んでくれる
お前を受け入れる
月光で時折
声の方向が照らされるが
誰もいない
深い森の奥底に聞こえる
遠くに行ったり
近くに来たり
せわしなく
クルクルクルクル
動き回る
 
舐めわますように見られている
透かされた感じで心が開けられるようだ
光を飲み込むほどの
暗い
暗い暗い・・・
皮膚の感覚が次第に奪われるような
気持ち悪さ・・・
さぁさぁ・・・
こっちへおいで
こっちだ
こっちへおいで
光はお前に似合わない
漆黒の服こそが相応しい
銀色の剣は似合わない
真紅の涙が相応しい
正義は矛盾
正義は悪魔
正義は罪
だが、私らのところには
それがなぁ~い
強弱太細の高低が激しい声
見下しているかのようで
揶揄っているようで
探っているようで
得体のしれない声
笑い声は闇夜に響き
冷や汗は顔の皮をゆっくりと
剥いでくるような痛さを帯びる
 
ドクン・・・
ドクン・・・
それに闇が近づいてくればくるほどに
身体の奥底まで届く
沈むような重い鼓動音
息苦しさが増してくる
あの暗がりの根底には
何かがいる
さぁさぁ・・・
何を悩む
こっちにきてしまえば
全てが楽になる
全てが報われる
悩む必要なんて
これっぽっちもない
何かが目の前に伸びる
手?
 
僕は、あまりの恐怖に
その何かをを弾いた
 
あらあら
嫌われてるねぇ・・・
ま、いいさ
今度またクルヨ・・・
その時までに答えを考えておきな
なにものかわからぬまま
笑い声だけが
遠のいていった
その冷め切った笑い声が終わると
深い
暗い
重々しい
雄叫びが
僕を貫いた
周囲を巻き込んで
満たしていった・・・
 
目覚めると
まだ朝にもなっていない
心臓が不規則に時を刻み
粘りっけのある汗が全身から吹き出ていた
今まで呼吸が止まっていたかのように
空気を貪る
そして
あの重い声がしっかりと
僕の心に傷を刻んだ
 
 
 
※これ実際に体験した事
3年前
マンションに引っ越してすぐの頃にね!