『あなたは絶対！運がいい』 （浅見帆帆子 著、幻冬舎文庫）
きのうの病院の待ち時間で一気に読んだ本です。
以前から気になっていた本だったのですが
先日古本やさんで再び出会って、安かったので買ってみました。
「運がいい」
人生で流産を3度も経験しているのだから
そんな風に自分のことを思ったことはありません。
でも、この本によると
「運」というのも気持ちの持ち方ひとつで
自分に引き寄せられるものなのだそうです。
本の文章を借りると、
「自分のまわりに起こることは、どんな小さなことでも、
全部自分が招き寄せているのだから、今からでも、
自分次第でいいことばかり起こる人生に変えることができる
」
そうです。
そして、いいことばかり起こる人生をつくってくれるものとは、
「プラス思考」から生まれる「プラスのパワー
」なのだそうです。
この「プラス思考」というのはよく聞く言葉なのだけど、
この本で言う「プラス思考」はそれとはちょっと違っています。
一般的な「プラス思考」とは
「たとえいやなことが起こっても、違う角度からいい面を見てみれば、
気が楽になるよ、乗り越えられるよ」という考え方だと思います。
けれど、この本で言う「プラス思考」とは
「まわりの事柄に関係なく、積極的に、
自分の心の中をプラスの意識（プラスのパワー）でいっぱいにする」
という考え方なのだそうです。
つまり、マイナスの悩みに真正面から取り組むのではなく、
それとは全く関わりのないところで
自分の心がすがすがしく、いい気分になることをすれば、
心の中には「プラスのパワー」が増えてくるのだそうです。
そして、この「プラスのパワー」がどんどん増えていき
心にあった「マイナスのパワー」よりも多くなってきたとき、
問題とは直接関係のある行いをしたわけでもないのに
悩みが解決する、ということがあるそうです。
また、努力せずとも増えてくれる「マイナスのパワー」を減らすためには
「まだ起きていないことを心配するのをやめる」
「考えても解決しないことを考えるのをやめる」
「身のまわりに起こる小さなことにいちいち腹を立てないようにする」
といったことを心がけるといいそうです。
この他にも、有名な話ですが
「言葉には力（言霊）がある」というのは本当で
「言葉には、自分にそうと思いこませるだけでなく、
物事をその方向に向かわせる力がある
」のだそうです。
なので、たとえば謙遜で言う言葉だとしても
自分を否定するような言葉は使わない方がいいし、
本当になったら困ることは冗談でも言わないようにした方がいいそうです。
本には、この他にもたくさん興味深いことが書いてありました。
もし、興味をもたれた方がいたらぜひ読んでみてください
同じタイトルの続編もあるようなので、
それもまた読んでみようと思っています
* * * * * * * * * * * *
そして、この本に書かれていること、何となく実感としてわかります
それは、度重なる流産でどうしようもなく落ち込んで
なかなか立ち直ることができずにいたのが、
いつの間にか今では元気を取り戻してきていることについてです。
ここまで元気になれたのは、ほぼ毎日ブログを書くことと
ブログで出会えた人たちと暖かい交流をさせてもらえることで
自分の中に「プラスのパワー」が増えてきたからだと思うのです
ブログを書くためには
ふだん以上に前向きな行動を起こそうとやる気が出るし、
それらを文章として書きとめることで
確実に心の中に「プラスのパワー」が生まれていることを感じます
もちろん、マイナスな気持ちになってしまうことは
これからもあるとは思うけど、
なるべく「プラスのパワー」が増えていくような毎日を
今後ますます心がけていきたいな
と思います。
今日は長文になってしまいました。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました
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