フクロウとの暮らし -3ページ目

終わりの始まり・・・かな?

1月から復活した換羽第2期ですが3月に入りだんだんと終息へ近づいているようです。

部屋に散らかる羽根や羽毛もめっきりと少なくなってきました。

いやぁ~長かったですね~。第1期と合わせ約半年に渡りました。


             


頭上部はまだ少しケースに包まれた羽根がちょこちょこありますが、これも後ちょっとでケースが取れると思います。

ヒナ毛と一番違うなぁと思うのは羽毛の長さです。足元を覆う羽毛の毛足が長くなり、「おぉ~、フクロウらしいじゃん」と思わせてくれます。


また、意外だったのは風切羽根が大きい事です。

ウチの周りには鳩の羽が落ちている事がよくあるのですが、鳩の羽とあまり変わらない大きさです。


          

   <これはプライマリーの短めの羽根です(羽軸が片方によっています)>


momoもフクロウの例に洩れず胴体の大きさに比べ翼が大きいのですが、羽繕いを見ていると少しもてあまし気味に見えてくるのが可笑しくもあります。




もう一人(羽)のボク?

鏡に反応する動物が多いようですが、momoは案外と反応しません。


鏡もフクロウのおもちゃになると話しを聞き、見せたことがあります。

初めは首を上げ下げし、プチ威嚇状態でしたが、私も一緒に鏡に映ってみると、鏡に映った私と実物の私を何度か見比べはじめました。


          


その後、鏡に映った自分の姿をじぃっと見て、嘴でツンツンと2、3度つついて終わっちゃいました。

momoが鏡をどのように理解したのはわかりませんが、目の前にいるのは自分らしいといのは解ったみたいです。


よくガラスに映った自分めがけ、飛び掛ることもあります。初めは頭から突っ込んで行きガラスにぶつかり撃沈するのですが、2度目からは足から飛び掛り、3~5回挑戦して止めてしまいます。


人間に馴れた動物だと自分が人間と勘違いし(犬によくありますね)、鏡で自分の姿を見るとショックを受けたりしますが、momoは猛禽店にいた頃は4,5羽のコキンメと一緒だったせいか、自分がコキンメだと認識しています。いろんなフクロウのいる猛禽店に行ってもコキンメ以外には興味を示しません。ですので鏡を見て自分の姿を見てもショックはありませんでした。


以前我が家で飼っていたシェルティーは頭は良かったのですが、鏡を見るのが嫌いでした。自分が大好きな家族と違う姿なのがイヤだったようです。


momoは間抜けな事をして笑わせてくれる事が多いのですが、「こやつ意外にデキルな」と思わせてくれる事もあるんですね~。

momoの天敵

人間の場合、外に出ると男には7人の敵がいるといいますが、momoには4種類ぐらいの天敵がいます。

怖いもの順で並べますと、


1.とんび

2.カラス

3.カモメ

4.飛行機

これらがmomoの頭上を飛んでいるのを見ると、車の中でもmomoはこんな風になります。

                   ↓

          

          <白とびしちゃってます


とにかく自分より大きいものが頭上を飛んでいると、身体を低くして身構えます。momoと同等か小さい鳥だと一向に気にしません。但し虫だと興奮しますね。


ところが、前方の離れた所で天敵が飛んでいるとちょっと変わってきます。


                    ↓


             


この様に立ち上がり、少しでも身体を大きく見せたいようです。


我が家は海のそばなので海沿いの道路に出るとカモメは飛んでいますし(結構悪人面ですよね)、山から下りてくるとんびがカラス並に見ることが出来ます。


近所の砂浜でバーベキューをすることが多いのですが、4~5羽ぐらい群れで人間の近くまで餌をもらいに飛んで来られると、今までこの周辺では人間に襲い掛かった事は無いそうですが、さすがに私も怖くなります。momoの気持ちも理解できます。


とんびは餌付けが簡単そうで、餌をとんびに向かって投げると上手くキャッチします。それに馴れてしまうと餌をもらいに頭上で旋回しながら飛んで待っているのですが、なかなかもらえないと思うとバーベキューのお肉やお弁当を盗みに来ちゃうんですよ(我が家の地区では結構な問題になりました)。

なかなか緊張感のあるバーベキューだったりしたのですが、今は餌付け禁止になり、以前ほど人間に近づかなくなりました。


まぁ、こういう環境の中ですので、我が家の周辺のドライブはmomoにとっては気の抜けないドライブであるようです。







momo、祝1歳!!!

いきなりmomoのドアップから♪


        

           


3月になり、やっとmomoも1歳になりましたぁ~

ヒナ毛も抜け、やっとコキンメらしく頭も斑点模様になってきました(まぁ、ヒナ毛もそれはそれで可愛かったんですが)。

ストライキを起こしたり、嘴が欠けたりとハラハラさせられた事もありましたが、去年我が家に来た8月よりも体重も13~5gほど増えてちょっとムッチリしてきました。


食欲も落ち着きを見せ、1日ヒヨコ1羽弱というところです。ほとんど家の中にいるmomoですが、季節が変わりつつあるのを感じているようです。と、落着いた感じで終わらせたかったのですが、なんと、去年の冬には影を潜めていた"敷物齧り”がまた復活したのです!


           


特に酷いのがここ、momoの隠れ家の前に敷いてある所で、以前よりも荒らし方が酷くなっております。

こりゃぁ、一体・・・?

これは人のいない時にしかやらないので、一羽で淋しいのか、思いっきりストレス発散しているのか、どちらかだと思いますが、「momoも少しは大人になったのね」という人間の勝手な思い込みを崩してくれました。


さぁ、今年は一緒に何をしようかなと思っていますが(モモにとっては迷惑?)、取り合えず春になったら公園デビューかな。

ニッチ小僧


           


momoは小さくて暗い穴と同様、隙間も大好きです。


           


皆さんおわかりになるでしょうか?

今、momoが一番気になる所はこの隙間です。

ここは壁とキャビネットの間で、2cmぐらいしかあいてないのでとても入り込めるような場所では無いのですが、いつも私たちの目を盗んでは、この場所をじっと偵察しています。

ここに顔を突っ込んで出れなくなると大変な事になるので、防止のためネズ君に見張り番をしてもらってますが、なかなか諦められない様子です。


小型のフクロウは隠れるのが好きな様ですが、隠れられそうな場所を見つけると、momoはどういうわけか人目を盗んで偵察します。別に怒った事も無いのですが、自分の隠れられそうな所を人に知られるのがイヤなようです。

フィストコール・エピソード:momoのストライキ

1度の食事で3回ほどは手に飛んでくる様になって4~5日経ち、順調かと思われたある日、突然、そう突然なのですが、いつもの様に止まり台までは来るのですが、そこからは一向に飛ぶ気配を見せなくなってしまったのです。


あれ?と思い、手に餌を乗せ近づけたり遠のけたりするのですが、横を向いて餌を見ようともしなくなったのです。足元を軽く叩いても全然反応ナシ。仕方なく軽くジェスを引いて私の手の上に乗せたのですが、餌を嘴まで寄せても餌を食べようともしないのです!!!


最後の食事から20時間が経っているのでお腹が一杯と言う事は絶対にないはず。

餌をゆすって気を引こうとしても横を向いてガンとして嘴を開けようともしません。もうこうなると、フライトがどうのこうの言っている場合じゃなくなりました。



止まり台の上にmomoを戻してみると自分のアジトに戻ろうとしないので、これは"食べる気はあるんだな”と思いとにかくmomoの好きなことをしてあげる事にしました。momoにとって私たちにしてもらってうれしい事と言えば何と言っても頭と後ろ首を撫でてもらう"グルーミング”です(これ以外無いのが淋しい)。


初めはツーンとしてましたが、だんだんと気持ちが良くなって来たのか頭を下げ目を瞑り始めました。よ~し、これはいけるかもと思い嘴に指を当てると"カミカミ(甘噛み)”。これはmomoが甘えたい時やお腹がすいた時にやることがあるので餌を見せてみると、なんと食べ始めるではありませんか。ま~ホッとしました。


momoは何回も飛ばされることがイヤだったのです。また、この日を境に、momoのフィストコールの状況は1日目と同じ段階に戻ってしまいました。もう溜息ものです。また1からのスタートで同じだけ時間がかかりましたが、なんとか飛んで来るようになりました。でも、食べ始める時の1度だけにしています。


<プチお怒りモードのmomo。羽毛を軽く逆立てているので頭の形が四角くなっていて、身体も膨らませています。>

 ※ご機嫌ナナメのときはこの状態で餌を食べに飛んでくる事があります。


コキンメフクロウにはフリーフライトは向いていませんが、中には例外もあります。

momoがフラレてしまった友人宅のコキンメなどは難なく飛んで来ましたし(1度の食事で最高10回!)、名前を呼ぶと、コキンメの鳴き声はかわいいとは言えないですが返事もします。momoは我慢強く日頃大人しいですが、嫌な事にはこの様に本当に頑固な1面を見せます。


この様にmomoにストライキを起こされてしまいましたが、これは良い教訓になりました。

飼い主、反省でした。




フィストコール・茨の道2

さて、先日投稿した初日の練習と同じ状態が1週間ほど続きましたが、だんだんと止まり台に近づく時間が短くなってきました。

初日 → 35分

1週間目ぐらい → 20分

この頃になると私がグローブに餌を乗せて待っているのにも慣れて来た様子です。


しかし、止まり台から手に飛んで来させなければ意味がありません。

ここからが本来の目的を果たすための練習です。


          

         <練習を始めた去年の9月頃。まだまだ子供でした>


止まり台から頑として飛んで来ないmomoの爪先を指でそっと外し指の上に乗せました。指で外す前にmomoの足首を軽く叩く様にしていたら、何日か経つと足首を叩くと自分で指の上に乗るようになりました。も~この時は心の中でガッツポーズ!でした


そしてこの段階が10日ほど経ったときでしょうか、止まり台に止まっているmomoにいつもの様にグローブに餌を乗せて見せると、そわそわし始め、あたりをキョロキョロ見回し、身体を低くし飛ぶような格好をし始めました。おっ、飛ぶのか?と期待しましたがやはりなかなか飛んできません。う~~~もどかしい~早く飛んで来いと心の中で叫んでいるのですが、ここで焦って失敗したら元も子もありません。じっと我慢です。

も~しょうがないなぁとグローブをmomoの足元から5cmまで近づけ、またちょっと待ってみていると、なんと、ピョンっと手にジャンプして来たのです!!! やっっったぁ~~~ これが出来れば後は距離を伸ばすだけです。


初めてジャンプして来る様になってから30cmまでは簡単に飛ぶようになって来ました。50cm以上長くしたときは初めちょっと考えてしまうようでしたが、今では1.5mぐらいまでは飛んで来ます。

今だに止まり台まで寄って来るまで、腹ペコ状態でない限り時間がかかりますが、餌を見せてしばらくすると自分から降りてきます。相変わらず止まり台の上に止まってあたりを見回した後でないと飛んできませんが、まぁ、こんなものかなと思っています。


          
        <この間撮ったmomo。身体が随分丸くなりました。>

          *フラッシュで手前のヒヨコの色が飛んでしまいました。 


始めたから約3週間、私も結構我慢させられました。長かったぁ~


ですが、これには実を言うと後日談があるんです。

フィストコール・茨の道1

昨日の投稿で「フィストコールをやらせています」と簡単に書きましたが、これがそう簡単なものではなかったのです


"手の上に乗せられて餌をもらう”のと"自分から飛んで行って手に乗る”のとではどっちでも手の上で食べるんだから一緒じゃんと思うのですが、momoにとって大きな違いがあったようです。


初めの頃は、キャビネットの上に陣取っているmomoを踏み台に乗って手に乗せ、降ろして来て食べさせていましたが、「毎回これじゃぁ大変だな」というのと「もし逃げて高い所にあがっちゃったら帰って来ない」という理由で自分から飛んで来るように躾けようとフィストコールの練習(調教とまでいえません)を始めました。


手始めにグローブの上にカットヒヨコを乗せmomoに見せましたが、興味を示し首を伸ばしてじっと見るだけで、人間の手の上にあるというだけで警戒しているのか寄って来ようともしません。それでもどうしても自分から降りてきて欲しかったので、手からグローブを外しカットヒヨコを乗せたままのグローブを私から少し離れた止まり台の上に置いて20分、やっと止まり台のそばまで降りてきました。


          


やっとそばまで降りてきたmomoですが、止まり台のそばに私がいるため、これまたなかなかすぐには止まり台まで来ません。またまた待つ事15分、やっと止まり台に飛び移りました。この時グローブに私の手を入れたのですが、momoはグローブと私の顔を交互に見ているばかり。「まぁ初めはこれぐらいかな」と思い、momoを手に乗せ餌を食べさせました。キャビネットと止まり台まで直線距離にして1.5mぐらい。かかった時間は約35分。いやはや、かなり忍耐の要るフィストコールの練習第1回目でした。


          

momoの餌やりについて

飼育下のフクロウの餌のあげ方には大まかに分けて

1.置き餌

2.手の上であげる

があります。


1の置き餌は、餌の置き場を作ってあげてそこに1回分または1日分の量の餌を置いてあげるやり方です。この方法だとフクロウの食欲や食事時間に合わせることが出来ます。


2の手の上であげるやり方は、餌を1口大(フクロウの)にカットして手の上に乗せ呼び寄せ、手の上で食べさせるやり方です。これは餌やりの時間や量を人間の思惟にフクロウを合わせさせるやり方なので、主に調教を目的とする方法です。


          
          <この様に手に餌を乗せます>


          

          <マウスの場合はこの様に手に乗せます>


この様な方法で餌をあげるのは、手の上に乗れば餌をもらえるという餌と手の関連付けを覚えさせるためです(これをフィストコールといわれます)。
ワシ・タカ類やワシミミズクなどの中型以上のフクロウはフリーフライトが出来ますので、そのフライトの調教のためにこの様な方法で餌やりをします。


調教の練習を兼ねた餌やりですと、1回分の餌を何回かに分け、止まり木(台)と手の上を往復させます。ただしこれは空腹度が大きいほどよく飛んでくるのでお腹が一杯になってくると飛んで来なくなったりします。ワシ・タカ類の調教はわかりませんが、フクロウの場合こうした調教の前には空腹感を感じさせる為、2~3日餌を抜く事がありますが、これはもともと体重の多い中型種以上でなければ危険です。momoのような小型種で無理に調教をすると餌が不足し"飢え死に”と同じ状態で死ぬ事があります。フクロウの死因のなかでこれが結構多いのです。フクロウは頑固な所があるので「イヤ!」と思った事は死んでもやりません(これは本当です)。


momoには初めの1口目の時にフィストコールをやらせています。

もともと手の上で餌を食べるので初めは必要ないかと思ったのですが、もし手の届かない高所に上ってしまった時を考えやらせるようにしています。


          

本日の一品

          


家庭内のフン害にお困りの方は多いと思われますが、我が家もその例から外れるものではありません。特に、人間の見えない所にこっそり粗相をし、乾燥して固まったフンはもう水だけは落とせません。かといってmomoの事を考えると家庭用強力洗剤を使う気になれません。リーサルウエポンとしてスチームクリーナーを待機させていますが、ウチのは初期型なので重いため出動回数は今だに1回です。ちょこちょこ拭き残しの黒い斑点も徐々に増え、見て見ないフリをするのもそろそろ限界に近づいて参りました。


*ちなみに、ウチのmomoの場合、1回のフンの量はだいたい文鳥など小鳥の6個分ぐらいです。


そこで、我が家に新兵器として現れた1品をご紹介します。


          すでにご利用の方も多いかもしれませんが、これです。

                     ↓

           

クリーニングブラシ付・鳥の汚物クリーナーお徳用・大型サイズ474ML(19014) ¥1,764(税込)+送料(米国製)


<製品の持つ無害で安全なエンザイムという天然の酵素が短時間で、鳥のフンやあらゆる種類の鳥類の食事、虫の残留物、血液、汚臭、汚れを分解消臭します>

というセールポイントに加え、

<適用例:鳥かご、止まり木、・・・・・・鳥の玩具、鳥の餌箱など>

と書いてあるじゃないですか!

鳥の餌箱にも使えるなら安心かなと思って買ってみました。


果たして効果は?

床など平らなところに付いたフンはすぐに落ちましたが、クロスなど凸凹な表面にこびれ付いた物はなかなか落ちなかったので、液剤をかけ5分ほど置いたら・・・なんとスッキリ。

ただ、塗装・保護していない木材や布製品のシミまで落とすのは厳しいようです。

匂いもよく、家庭用の洗剤臭はいたしません。手荒れの心配も今のところありません。


難点はスプレー式でないので液剤が出すぎるという点です。

霧吹きの詰め替えて使用した方がいいかと思われます。

もう一つの難点は"値段が高い”ことです。

我が家の場合、送料が¥714かかりましたので、結局¥2,478になってしまいました。

人と鳥に安全という事なんですが、まぁ、安全というものは"お高くつく”ものなんですねぇ~。


これは小鳥用品のペットショップのホームページで見かけたものです。フクロウ用商品がないのが淋しい限りです。