先日、広島県福山市の福山城博物館友の会創立50周年を祝う会があり、福山城を築いた水野勝成の話をしてきました。講演後、祝賀会があり、それにも出席し、はじめは遅くなっても帰るつもりでいたのですが、台風21号の接近で、新幹線が止まるかもしれないということで、講演会場でもあった福山駅前の福山ニューキャッスルホテルに泊まりました。

そこに泊まったのは初めてでしたが、翌朝、カーテンを開けてびっくり!眼の前に重要文化財の伏見櫓があり、思わず写真を撮りました。

その日は時間がありましたので、福山城と神辺城に行きました。福山城はこれまでにも何度か訪れているのですが、鐘櫓のところの解説に「緊急のときには太鼓を鳴らした」とあり、鐘だけではなく、太鼓も備えていたのは知りませんでした。

水野勝成が福山城に入る前にはじめに入った神辺城は今回はじめてでした。思っていた以上の山城(比高110m)で登るのが大変でしたが、曲輪や空堀がよく残っていて、何より上からの眺望はすばらしかったです。

 

祝う会のときに出された神辺町の酒蔵(株)天宝一(てんぽういち)の「天寶一」はやや辛口のおいしいお酒でした。このお酒も今回はじめて口にしました。

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の撮影終了を祝う会が昨日東京で開催され、行ってきました。撮影そのものは昨年9月にクランクイン、去る10月半ばにクランクアップということで1年1ヵ月ですが、時代考証はその半年前からはじまっていましたので、約1年半の大仕事のしめくくりとなります。壇上で挨拶もさせていただきました。

俳優さん、女優さん、プロデューサー、ディレクター、技術スタッフ、美術スタッフ、さらに考証関係者などものすごい人数でした。主演の柴咲コウさんにご挨拶したとき、「この間、テレビで見ました」といっていただき、うれしかったです。また、今川義元役の春風亭昇太師匠は、壇上での挨拶のとき、「今川義元のことは、そこにおられる小和田先生の本で勉強させてもらいました」との発言が飛び出しびっくりしました。

席のすぐ近くに今川寿桂尼役をやった浅丘ルリ子さんがおられ、声をかけさせていただきました。会場内での写真撮影は禁止となっていたので、女優さんとの2ショットはできなかったのですが、会が終了したとき、たまたま浅丘さんがお一人でいたので、チーフプロデューサーの岡本幸江さんにシャッターを押してもらいました。「ブログに載せてもいいですか」とうかがったら「いいですよ」とのことでしたので、貴重な1枚を掲載します。

新潟県小千谷市で講演があり、夜の講演だったので1泊し、次の日、長岡市内の2つの城を歩いてきました。1つ目は長岡市上条町の上条城で、上杉憲顕が越後守護になったとき最初に入った城で、越後上杉氏を追いかける上で前から一度行きたかった城です。ただ、戦国のはじめに廃城になったためか、遺構はほとんどありませんでした。

2つ目が長岡市蔵王町の蔵王堂城です。城の本では蔵王城となっているものもあります。この城は古志長尾氏の本拠だった城で、栖吉城に本拠を移すまで長尾氏が居城していました。現在、安禅寺が建つあたりがかつての本曲輪で、こちらは土塁と堀がよく残っていました。

 

小千谷の講演会の主催団体の中に新潟銘醸株式会社の社長さんがおられ、その夜、小千谷の地酒「長者盛」をいただきました。冷酒・熱燗ともにおいしかったです。新潟ではこれまでもおいしいお酒に出会いましたが、記憶に残る1本でした。