体文協(静岡県社会人体育文化協会)の今年の旅行は信長ゆかりの城めぐりでした。今年はちょうど、織田信長が岐阜と命名して450年ということで、その節目の年に、いま発掘中の岐阜城信長居館跡の整備状況もお見せしたいと企画しました。

スタートは清須城で、模擬天守の方だけでなく、清洲公園の方も案内しました。これまで何回か城に来たという人も、東海道線と東海道新幹線の南にある清洲公園の方は知らなかったとびっくりしていた様子でした。桶狭間の方向を向いている信長像と、信長像を見上げる濃姫の像があります。

そのあと、小牧山城に向かい、小牧市歴史館に展示されている本丸周辺のジオラマはよくできているといつも感心しています。

その日は、犬山城にも寄ってから岐阜へ行き、長良川温泉ホテルパークに宿泊しました。屋上の露天風呂から月に照らされた岐阜城の模擬天守が見え、幻想的な景観を満喫しました。

次の日、まず岐阜城の山上部分を案内し、麓の現在発掘調査中の信長居館跡をじっくりご案内しました。麓のロープウェイ駅の売店で、いままで気がつかなかった「nouhime」という名のお酒が売られていて、買ってきました。岐阜市の日本泉酒造(株)のお酒でした。

最後に訪れたのが安土城で、まずびっくりしたのは、城の入口にあったトイレが有料になっていたことでした。これまでの無料案内所が「城なび館」という有料施設になっていて、トイレがこの施設の中にあるため、実質的にトイレの有料化(一般200円、小中学生100円)ということでした(2017年4月1日より)。その代わり、駐車場料金が無料になっていました。

昨日、静鉄観光サービスの企画で、日帰りの関ケ原史跡めぐりをしてきました。10月1日(旧暦《新暦11月6日》)は石田三成の命日ですし、コースに笹尾山も入れていましたので、私は「大一大万大吉」の旗印のついたTシャツを着て行ったのですが、同行者の中に同じTシャツの人がいて、すぐ話題になりました。関ケ原町の歴史民俗資料館に着くや否や、数人が同館のミュージアムショップに直行し、そのTシャツを買入し、すぐ着替えてきたのには笑ってしまいました。

この日は、地元の「せきがはら史跡ボランティアガイド 関ケ原歴史を語る会」の事務局長・細見昌男さんにも同行していただき、要所要所で説明していただきました。地元の人しか知らない情報も得ることができ、収穫でした。

今回の旅行の私の目的のもう一つは、昨年から具体化しつつある案内看板のできばえを確認することでした。いずれもとてもよくできていてよかったです。

彼岸花は盛りを過ぎた感じでしたが、結構咲いていて、何となく、ここで亡くなった将兵の菩提を弔っているような厳粛な気持ちになりました。

9月23日(土・秋分の日)に私が会長を務めております静岡県地域史研究会の総会が開かれます。会場は男女共同参画センターあざれあです。

その日の午後1時から、総会記念シンポジウムが開かれます。今年のテーマは「近世の駿豆地域と韮山代官江川氏」ということで、近世史ですが、江川氏は戦国大名北条氏以来の家ですので、戦国史にも関係する話がでてくると思います。会場は同じあざれあの5階です。会員外の方も是非おいでください。入場無料です。