すでにご承知かもしれませんが、惣村文書として有名な「菅浦文書」(長浜市西浅井町菅浦共有文書)が国宝になります。これまで、「上杉家文書」とか「島津家文書」のような旧大名家の文書で国宝になったものはありますが、村の文書でははじめての国宝指定ではないかと思います。

古文書と絵図で総数1,281点で、現在は滋賀大学経済学部附属史料館に寄託されていて、私は今からもう50年ほど前になりますが、大学院生のとき、滋賀大学に1週間ほど通って、調査をしたことがあります。そのときは素手でさわり、勝手に皺を伸ばしたりしたのですが、これからは直にさわれなくなります。

今回、9月8日(土)から10月14日(日)までの会期で、「菅浦文書」が国宝に指定されることを記念し、長浜市長浜城歴史博物館で「菅浦文書国宝指定記念 新指定文化財展」が開催され、古文書8点と荘園絵図として有名な「菅浦与大浦下庄堺絵図」が展示される予定です。

先日、熊本市で講演がありましたので、1日とって熊本城復旧の様子を見てきました。城彩苑湧々座で、震災直後に撮影されたビデオを見て、現在、どの程度復旧が進んでいるかをたしかめて歩きました。

当初から完全復旧には20年かかるといわれていましたので、いまのところ、まだ復元天守の修復が優先して進められている様子で、他はまだほとんど手つかずの状態でした。

城彩苑で得た情報で、市役所の14階から復旧の様子を見ることができるとのことで、早速行ってみました。

熊本ではやはり馬刺を食べないと帰れないというわけで、お店をさがしたのですが、なかなか熊本の地酒を置いているところがなくて、訪れて3軒目で、ようやく花の香酒造(株)花の香 桜花にありつけました。熊本県玉名郡和水町の造り酒屋です。帰りがけ熊本駅で、以前呑んだことのある熊本市南区河尻の瑞鷹(株)瑞鷹を手に入れて帰ってきました。

 

名古屋市の徳川美術館名古屋市蓬左文庫 平成30年企画展ということで、表記の企画展が来る9月2日(日)までの会期で開かれています。

徳川美術館と名古屋市蓬左文庫だけでなく、名古屋市博物館美濃加茂市民ミュージアムなどの収蔵品が全部で75点展示されていて圧巻です。「織田信長と好敵手たち」「豊臣秀吉と英雄たち」「徳川家康の天下統一」の三部構成で、ふだん見ることのできない武具・文書・合戦図屏風が展示されています。

私は武具のことはあまりよくわからないのですが、織田信長-明智光秀-津田重久の所持という国宝「太刀 銘 長光」にはしばし見とれてしまいました。

なお、同じ会場で特別展「名刀紀行-御箇伝巡り-」を開催されていて、多くの方が来ておりました。