山口で講演がありましたので、1泊し、大内氏館跡と関連する史跡をめぐってきました。だいぶ前に行ったときは大内氏館の庭園跡の発掘調査中で、つぎに行ったときは復元整備中で、外側の土塁などを写真に撮って帰ってきました。

今回、「三度目の正直」で、復元整備された姿を見ることができました。大内氏と今川氏は似たところがあり、また、平地の居館なので、復元された庭を見ながら、「駿府今川館にもこのような庭があったはず」との思いを強くしました。

発掘出土品は山口市歴史民俗資料館に展示されていました。山口の町は一ノ坂川周辺や竪小路のあたりはいい雰囲気で、私の好きな町の一つです。

山口というとお酒では獺祭が有名ですが、私は金光酒造(株)の「山頭火」も好きで、この日、「山頭火」を呑みました。「山口名物瓦そば」という文字が目にとまり、まだ食べたことがなかったので注文しました。茶そばで、ふつうのザルの代わりに瓦の上にそばがのっているというもので、さらにその上に牛肉・錦糸卵・のり・ネギがのっていて、瓦が熱いので、そばの下の部分は焼きそばのようになっている珍しいそばでおいしかったです。

毎年1回、静岡県社会人体育文化協会(体文協)主催で名城めぐりの旅を行っています。今年は大阪府と和歌山県の城に行ってきました。

最初に訪ねたのは堺です。千利休屋敷址と南宗寺を拝観し、岸和田城に向かいました。岸和田城主岡部氏が駿河国岡部(現在、静岡県藤枝市岡部町)の出身で、今川氏の家臣だったことと、復元された天守に、レプリカですが、岸和田市の本徳寺所蔵の明智光秀画像が展示されていたからです。

その日は、泉佐野市の犬鳴山温泉に泊まったのですが、そのあたり、かつての日野根荘で、50年ほど前、調査したことがある懐かしい場所でした。家がいっぱい建っていて、昔のおもかげはありませんでしたが…。

次の日、豊臣秀吉による紀州太田城水攻めの堤防の一部が残っているので、そこを案内し、太田城址(現、来迎寺)に行きました。これまで「おおた」と発音していたのですが、同行者の一人が、「道路標識はodaになっているから、おおだ ではないですか」との声があがり、そうかもしれないと思いました。

そのあと、和歌山城を案内したのですが、ちょうど復元60周年ということで天守へは無料で入れました。そのあと、雑賀党の雑賀崎をみて帰路につきました。

先日、静岡市の市民文化会館で、公開講座「現代に生きる今川氏の功績」が開かれ、私が「戦国時代の駿府と今川義元」と題して講演し、そのあと、上藤美紀代さんの司会で、春風亭昇太師匠とのトークショーが行われました。

昇太師匠とは一緒に山城に登ったこともありますし、それに関連した仕事などで何度もお会いしていますので、お互い、気心の知れた仲という感じでトークショーは進み、昇太師匠のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で今川義元役を演じたときのエピソードのところでは、会場爆笑の連続でした。その日、楽屋でツーショットの写真を撮らせていただき、ブログに載せてもいいとの許可をいただきました。