遅まきながら、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今朝の新聞でびっくりされた方も多かったと思いますが、現在進められている岐阜城の発掘調査で、信長時代のものと思われる天守台石垣の一部が見つかりました。

これまで、岐阜城に天守があったかどうか疑問視され、また、1910年に建てられた模擬天守のときに新しく石垣が積まれており、信長期のものは残っていないと考えられていました。昨年末、保存整備委員会が招集され現場を見ましたが、信長期の石積の特徴が見られるということで、発表になりました。近く一般公開もするそうですので、楽しみにしていてください。

 

なお、駿府城に関しても、昨日記者会見があり、天正期の天守台の並びに小天守の天守台が見つかりました。秀吉の城なのか、家康の城なのか、これも一石を投ずることになりそうです。

 

いよいよ「麒麟がくる」の放送が近づいたことで、関連本が次々に出てきました。『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック麒麟がくる<明智光秀とその時代>』(NHK出版)では、巻頭「小和田哲男と歩く舞台地」で、写真入りで関係する場所の案内とインタビュー「地政学的にみた明智光秀の登場とプレ織豊時代」の2ヵ所に出ています。

NHK大河ドラマ・ガイド麒麟がくる 前編』(NHK出版)では、特別インタビュー「斎藤道三の新たな実像と明智光秀の果たした役割」が載っています。

小和田泰経監修『[超図解]本能寺の変と明智光秀』(枻出版社)では、泰経との対談「明智光秀のプロフィールと本能寺の変の謎」が載っています。

現代思想令和2年1月臨時増刊号青土社)では、柴裕之氏との対談「明智光秀は私たちに何を教えてくれるのか」が載っています。

その他、『歴史道』VOL.7朝日新聞出版)で「謎に満ちた光秀の前半生を解き明かす!」、『歴史街道』2020年2月号PHP研究所で「その人物像から見えてくる信長を討った本当の理由」を執筆しています。10月から12月はじめまでは、光秀にどっぷりつかった感じでした。

私が実行委員長を務めましたお城EXPO実行委員会主催の「お城EXPO 2019」が無事22日に終了しました。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。北は北海道から南は九州・沖縄まで、多くの方においでいただき、また、年齢層も幅広く、主催者としてうれしく思っています。

私自身は、20日夜のプレミア前夜祭で、息子泰経とのトークショー、そして21日の厳選プログラムの1番バッターとして「明智光秀の足跡と城」と題する講演を行いました。3Fの「城めぐり観光情報ゾーン」は各地の城に関する情報が手に入るということで、年々人気があがり、とうとう今年は部屋に入りきれず、一部のブースは外に設置されるという状況で、多くの人でにぎわっていました。