またまたお城の発掘調査がらみの情報です。いま、岐阜市教育委員会が信長居館跡のA地区とよんでいるところを全面発掘していますが、そこから、何と、34mも続く信長時代の石垣が姿をあらわしました。これだけ長い石垣は初めてです。

小牧山城の石垣と、安土城の石垣のまさに中間に位置する規模と構造といっていいかもしれません。実に壮観です。この部分は、将来の整備に備え、あわせて出てきた庭園遺構とともに、3月には埋めもどされるとのことです。

市教育委員会では、その前に現地説明会を開くとのことですので、興味のある方は、埋めもどされる前に一度目にするといいと思います。現地説明会は3月1日(土)午前10時から午後3時まで、くわしい情報を知りたい方は、岐阜市教育委員会社会教育課(電話058-214-2365)にお問い合わせください。庭もみごとです。

島田市の国史跡諏訪原城跡の発掘調査が行われていますが、つい最近、注目すべき成果が二つありました。一つは、いま掘っている「二の曲輪東内馬出」というところから鉄砲の玉が11みつかったことです。この内、10は鉛玉で1個は鉄玉でした。実際に発射されたのでしょう。ひしゃげた玉をみると、激しい戦いのあったことがよくわかります。これまで、他の場所で鉄砲玉は出てきておりませんので、この付近で武田・徳川の攻防戦がくりひろげられたものと思われます。

もう一つは、二種類の空堀がみつかった点です。先が尖った薬研堀と、底が平らな箱堀で、土層のかみ具合からすると、薬研堀が先で、そのあと、箱堀につくり変えたことがわかります。これはちょうど沼津市の興国寺城と同じで、武田時代の薬研堀を徳川家康が箱堀につくり変えたものと思われます。このあたり、もう少し精査してみないとわかりませんが、まだまだいい成果が期待されるところです。

静鉄観光サービス の企画で、黒田官兵衛ゆかりの地めぐりをシリーズでやっていて、今回、「伊丹・播州編」ということで、兵庫県に1泊2日のバス旅行をしてきました。

大河ドラマ「軍師官兵衛」の影響で、「広峯神社に行きたい」という要望が強く、以前、一人で行ったときはタクシーで山頂近くまで行きましたが、観光バスで上がれるかどうか不安だったので、姫路市の人に聞いたところ、「途中の駐車場までは行ける」とのことで、そこまで行き、あとは歩き、お参りすることができました。

姫路周辺は雪はなかったのですが、北に行くにつれて雪が目立つようになり、上月城では、とうとう雪がちらつき、少し積もっている雪を踏みしめながら上ることになりました。雪の上月城は初体験でした。

官兵衛とは直接関係はないのですが、「但馬の竹田城にも行きたい」ということで、コースに入れました。あらかじめ、「3月半ばまでは通行禁止ですよ」といってましたので、途中の山城の郷 でお昼をとることで我慢してもらいました。でも、そこから「天空の城」といわれる竹田城がよくみえて、皆満足していたようです。

帰り、高速道路に乗ってしまうとお酒は買えないと思い、山城の郷の売店で売っていた「天空の城」(朝来市の此の友酒造株式会社 )を買い、帰りの車中で呑むことができました。