信長が築いた岐阜城の山麓部分の石垣については発掘調査が進み、みごとな石垣が姿をあらわしたことは、すでにこのブログにも書きました。今回は山上部の石垣についての報告です。
山上部の石垣の存在はこれまでにも知られていました。復興天守手前の細い馬の背状の通路の下に見え、犬走りの存在も、知る人は知っていたと思います。ところが、実際、下からその石垣を見ようとしても、石垣があるのがわかる程度で、樹木が邪魔をしてよく見ることはできませんでした。
ところが、つい最近、測量調査のため、岐阜市教育委員会が前面の樹木を伐採したところ、みごとな石垣が姿をあらわしました。ちょうど、今は葉も落ち、二段になった石垣の様子がよく見えます。場所は、上台所といわれるところから天守の方には行かず、本丸井戸の方に向かって少し行ったところです。
先日、福井市の公益財団法人歴史のみえるまちづくり協会主催の歴史講演会があり、講師に招かれ、明智光秀の越前時代のことを中心にお話ししてきました。
この日は、あいにく前夜からの大雪で、積雪18cmとのことで、主催者は長靴を用意して駅まで迎えにきてくれました。雪道を歩くのは何年ぶりかの経験で、すべりそうになりながら、会場に到着しました。この大雪なので、私は、聴講者が激減すると思っていました。ところが、500人の会場はほぼ満席で、かえって、「この大雪なのに、よく聞きに来てくれました」と、正直、開口一番、この言葉が口をついて出てきました。
終了後、つぎの日の予定もありましたので、その日の内に帰らなければなりません。係の人に、列車の運行状況を駅に聞いてもらい、「時間通りに動いている」とのことでしたので、そばを食べて帰ることにしました。大根おろしと花かつおが載った越前そばが大好きで、係の人に店へ連れていってもらい「一本義」を呑みながら越前そばを食べるいい機会に恵まれました。駅前の「そば茶屋 甚右衛門」というお店は、はじめて入りましたが、気に入りました。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」もいよいよ大詰めで、来週(12月7日)はいよいよ関ケ原の戦いの場面です。官兵衛の石垣原の戦い、長政の関ケ原での戦いぶりが描かれます。
その長政の家臣役で出てくる毛屋主水という部将に注目して下さい。俳優ではない方が演じています。ご本人から「12月に入ったらまわりの人に知らせてもいいですよ」といわれていましたのでお知らせします。落語家の春風亭昇太師匠が演じています。前からNHKに「大河ドラマに出たい、出たい」といっていたとのことで、念願が叶い、甲冑姿で、しかも台詞付きで出ます。かつらをかぶっているし、トレードマークともいうべきメガネもはずしていますので、ふつうの人は誰が演じているかわからないと思います。毛屋主水、心して見てあげて下さい。