NHK出版から刊行される『NHK大河ドラマストーリー「おんな城主 直虎」前編』に掲載される「小和田先生と回る舞台地」の取材と写真撮影に同行してきました。井伊谷周辺の直虎ゆかりの地を案内したのですが、少し前に発見された妙雲寺の直虎の位牌は、私も今回はじめて拝ませていただきました。妙雲寺は直虎の菩提寺として建てられた寺で、南渓和尚の頂相もあります。

現在、妙雲寺は住職兼務の寺になっていて、ふだんは中に入ることができませんが、土・日と祭日は、檀家の方が詰めていて、拝観することができます。

そのあと、直親の墓、蜂前神社などを案内しました。

 

 

去る10月22日から東京の印刷博物館「武士と印刷」展がはじまりました。初日に私の講演会が組まれていて、「戦国三大文化と家康」と題して講演し、あわせて特別展を拝観してきました。

大内版法華経版木、朝倉版八十一難経版木、今川版歴代序略版木など、ふだんなかなか本物を見ることのできないものが並んでいて圧巻でした。家康の伏見版『周易』や駿河版『群書治要』は写真でしか見たことがなかったので、本物をじっくり見ることができました。

私が一番注目したのは、直江兼続の『文選』と、兼続の死後それを受けついだ妻お船の『文選』が並べられていたところです。兼続の『文選』は以前、市立米沢図書館で見せてもらいましたが、お船の『文選』と並べて展示されているのは初めてでした。会期は来年1月15日までです。