御囲堤近くの稲架掛け
御囲堤木曽川堤が見える一宮市更屋敷地内の田に、今年も稲を刈り取った稲架掛け(はさかけ)が出来ていた。先人の知恵で、稲穂を自然乾燥させ美味しい米を作るのである。
コンバインで刈り取りから籾にまで出来る機械化農業の時代に、稲架掛け農業は無形民俗文化財であり、ここでしか見られなくなったと思う。
岳紫が小学生の頃は、晩秋になると屏風のように稲架掛けが幾重にも出来ていたので、寒風が吹く日には、稲架掛けのある田の中の道を選んで通学した。(岳紫のブログ2978)
稲架掛け1 更屋敷地内
稲架掛け2 更屋敷地内
昭和53年(1978)11月 一宮市北方町中島地内