白山神社鳥居の三つ巴紋
一宮市大和町妙興寺・名鉄妙興寺駅東に鎮座する「白山神社」の鳥居は明神鳥居である。その鳥居の貫の左右に「左三つ巴」の神紋が刻まれているのを見て珍しいと思った。三つ巴の紋はいろいろなところでお目にかかっているが、鳥居自体に紋が刻まれているのを見たことは無い。この鳥居のある参道を通ることはほとんどないので、今日まで判らなかった。
白山神社であるから、白山信仰の総本宮、白山比咩神社の神紋はとネットで調べたら、「三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりのはな)」で、中心に瓜花(うりのはな)、それを三つの亀甲紋が囲っているもので、三つ巴紋ではなかった。
白山神社の鳥居は、大正9年(1920)1月に6人の寄付者によって建立されている。今年は丁度建立100周年である。
なお、白山神社境内には常夜灯(石燈篭)があり、撥型の竿の正面に「如在 文政弐稔庚辰十一月吉日」(1819)と刻まれている。こちらは201年となる。(岳紫のブログ2627)
白山神社鳥居(一宮市大和町妙興寺) 2020-10-30
鳥居貫の左三つ巴紋 拡大
白山神社常夜灯