皆さん、こんにちは。
海外駐在帯同夫のオワナットです。
前回の続きです。
駐在帯同夫になられたばかりという方からメッセージをいただき駐在帯同夫として発信してほしいという要望が大きく2点。
①アメリカでの過ごし方は?
a. 日頃どう過ごしていたか?
b. 米国就職に役に立ったことはあるか?
c. MBAやMasterへの進学についてどう思うか?
②帰国後のキャリアをどう考えているか?
今回は最後②で。
②帰国後のキャリアをどう考えているか?
一般論として駐在妻/駐在夫の帰国後のキャリアがどのような感じなのかは、私自身の周りにそのような経験をした方があまりおらず(ブログされている方で職に就いていらっしゃる方は散見します。)、また、自身としても未経験なので正直わかりません。
ただ復職/転職するのはそんなに難しくないのではないかなー、というのが未経験の私の意見です。(笑)
■まず日本にいた時の会社に復職する場合
お世話になっていた上司や面倒を見てくれていた上司がいらっしゃると思うので帰るタイミングで「また同じところで働きたいと思っているのですが雇っていただけませんかね?」と直接聞いて採用に回してもらえばよいかと思います。
帯同期間数年の間に同期の出世に後れを取っているのであれば「同期がこの数年の間に会社に貢献し続けてきたのを知っているので同期と同じポジションで雇ってとはお願いしません。ただ、この直近3年ぐらい誰よりも歯を食いしばるので4年後には同期と同じかそれ以上のポジションにいたいです。」と頑張りますアピールも添えて。当たり前ですが頑張るといったからには頑張らないといけないですけどね。
■転職する場合
これは履歴書/CVに、妻/夫にXXX国に帯同YYY年って書くだけでいいんじゃないんですかね。働いていない期間のきちんとした理由(帯同)があるので3~5年仕事をしていないぐらいで採用されない、とはならないと思います。帯同前の職歴が1,2年というように極端に少なくない限りは。
それで採用されない場合は帯同期間中の職歴がないのが原因なのではなく、単純にその転職先の求めるスキルセットに足りていないか転職の方向性が合っていないからかと。
もし帯同期間による職歴の空白が原因で落とすような会社があるとすればそれは落とされてラッキーです。そんな会社絶対ブラックですからね。むしろ入社しない方が良いと思います。
そして面接が決まったら面接官に言いましょう。「突然、夫/妻が海外駐在の機会を貰ってきたときは交通事故にあったような感覚でした。日本に留まって仕事を続けることと、海外に家族みんなで行き一緒に暮らすことを、一応、天秤にかけてみたんですけどね。圧倒的に家族が重かったです。(笑)」ってニコニコ笑いながら。
その後に「ただ、この経験で学んだことがあって~」と異国に行ったからこそ伸びたスキルや、メンタルが鋼になったこと、異国で他人の力を借りて成功したこと(バイトでも子どもの学校関連でも何でもよい)などを自信を持ってお話になられたら良いと思うのです。
このご時世、帯同したことを悪く捉える世の中ではないと信じていますが、
もし、もし、面接官が帯同したことを悪くチクチク言ってきたら、上述したようにそんな会社入らない方がいいですよ。「ひょっとしてこの部屋だけ、時が昭和で止まって、、、、ます?」と捨て台詞吐いて帰りましょう。
またまた長くなりましたが帰国後のキャリアは、元々在籍していた会社に出戻るのはおそらく簡単で、転職したい業界がある場合にはそこの業界に入るためのスキルセットを分析して帯同期間中にそのスキルセットを習得できる何かをやっておくと帰国後のキャリアにも困らないかと思います。
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読んでいただきありがとうございます!!