地球の運び屋
3年前に会社を辞めた後
スペイン巡礼から帰ってきたら
通おうと思って下調べはしていたのだけど
帰国後お仕事に恵まれて
なかなか通う機会がなかったのです
しかしながら
この夏
満を持して行ってきました!
わたしが通っていたのは
主にものづくりを教えてくれる場所
自分がものづくり
製造のお仕事につくことを
考えたことはなかったんだけど
今回どうしても覚えたい技術があって
通ったのです
通い始めて5ヶ月目ですが
覚えたいなと思っていたことより
絶対にやりたくない
と思っていた科目のほうが
不思議に楽しかったんですよね
これは自分には絶対無理だ
と思っていたことが出来たときに
すごくすごくうれしかったんです
↑こーゆーのやったの
我慢強く!
教えてくれた先生も素晴らしいし
一緒にグループで制作した人も
とてもいい人だった
考えるだけで憂鬱になるような
課題だったのに
毎日笑い転げながら
新しい事にトライして
さっぱりわからなくてわからなくて
頭を抱えても
一緒に考えるひとがいて
教えてくれるひとがいて
最終的に出来るという喜びを
共有できたのは
夏の自由研究のようで・・・
41歳になって
夏休みのような
暑い時間を楽しくすごす
わくわくとどきどきとかを
味わう事になるとは思わず
灰色の日々か
と思いながら通い始めたのに
待っていたのは虹色の時間
どこへいっても
なにをしても
人生は豊かで彩りを忘れない
日本はほんとにいい国
お金をもらって教育をうける
というシステムを
大人にも提供している
ものづくりにかぎらず
たくさんの分野において
それは提供されている
最近
ぽつんと思ったことがあって
こんな風にはたらきたいという
誰かの願いをかなえる人になりたいな
と思った
ほんものの社長になろう
という気持ち
今年の夏にあった
仕事を求めるひとたちは
才能にあふれてて
今までの経歴・スキル
人間力
おもしろいひとばかりだった
あのひとたちを迎えることが出来る
職場はとてもラッキーだと思う
それが自分ではないことが
すこしさみしかった
それぞれの
才能を
そのままに活かせる場所を
もしわたしが持っていたら
すごくそれは嬉しいことなのに
今のわたしには
それがない
去年も
リゾートバイトをしたときに
どこかで
接客のプロフェッショナルを育成して
働く側も
雇う側も
安心するような場所を創れたら面白いだろうなって
思った
アイディアだけは
湧く
わたしが実現可能かは
わからない
だけど
今回職業訓練校へ行ったことで
その夢が形を変えた
いずれ
接客の訓練校や
農業の訓練校
今はない分野の訓練を
お金をもらって学べるような
そんな仕組みが
この国には出来ると思う
わたしの願いを
叶える誰かが
どこかに必ずいる
この夏
職業訓練校へいったことで
自分自身が
また色んなことを学べたと
いうこともあるけれど
国が持つ
実は持っている
広く門を開けて待っている
こんな施設があって
その可能性が
大きくあることを知る事ができた
技術を学びたいひとが
技術を学べるように
ちゃんと用意されている
その分野は近いうちに
もっともっと
広がるだろう
わたしたちの未来は明るい
それぞれが輝く場所を
ちゃんとみつけられる
そこで生きられる
それは叶う
根拠はないけれど
わたしが願う
そして
まずはわたしが
輝く場所で
その生き方をしていこう
第一歩は
そこからだね