ジャンル:ヒューマン
あらすじ(背表紙から):
The houses in Newton Road are small, but people are very happy there.
Then a civil engineer wants to knock down the houses and build a new road.
The people of Newton Road are very angry.
But can they win the battle?
面白さ:★☆
※以下、結末まで話します。嫌な方は見ないでください。
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内容:
イギリスのある小さい町を通るニュートン・ロード。
この道沿いに住むサリー・ロブソンは、小さい家ながらも、触れ合いに満ちた街の人々との生活にとても満足していました。
しかし、状況が変わったのは、ウッドという役所の都市開発の人間が現れてから。
サリーら町の人が集まるその場で、ウッドはニュートン・ロードに変わる新しい道を作るために、立ち退いて欲しいと訴えます。
しかし、当然サリーらは反発。ここにニュートン・ロードを巡る争いが勃発します。
ウッドは電力などのライフラインを止めてでも立ち退きをさせる構え。
サリーはこれを新聞に訴え、世論の盛り上がりをあおります。
もちろん、新聞はサリーに好意的で、行政側の強引な政策を批判しますが、もちろん、一方でニュートン・ロードは道がよくなく、新しい道を作るべきで、町の人々は新しい所に住めばよいのだという主張も聞かれるようになります。
と、同時に、サリーとウッドも冷静に考え始めるのです。
さて、結果的にはニュートン・ロードは新しい道に造り直し。
しかし、町の人々は新しい道沿いに作った家に住むことができるということに決定します。
町の人とのつながりが大切だったサリーにとっても、新しい道を造りたかったウッドにとっても最善の選択が生まれたのです。
感想:
はい、最終的にはサリーとウッドは友人となり、お茶をともにする仲になります。
争いはダメだよねって言葉を掛け合いながら。
まあ、それ自体は別にいいんですけど、
可能だったならば、なぜ最初からサリーたち町の人々を一緒に住まわせると言ってから新しい道をつくらなかったのか
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できるんなら最初からしてくださいな。
こっちは、それができないから複雑な利害関係の交錯を考えてしまったじゃないですか。
あ、もしかして、この作品は、作者の平和的なメッセージが含まれてたりして。
サリー側がパレスチナでウッド側がイスラエルみたいな。
・・・んなわけないか(笑)